映画「Arc アーク」(6月25日[金]公開)の完成報告会が6月2日に東京都内で無観客・配信で行われ、出演者の芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、小林薫、風吹ジュン、石川慶監督が登壇した。
同作品は、ケン・リュウの短編小説を映画化したもので、人類史上初めて永遠の命を得た女性の人生を描く驚嘆と不思議に彩られた壮大なるエンターテインメント。17歳で人生に自由を求め、生まれたばかりの息子と別れて放浪生活を送っていたリナ(芳根)は、19歳で師となるエマ(寺島)と出会い、彼女の下で「ボティワークス」を作るという仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術する仕事だった…というストーリー。
報告会では、17歳から100歳以上の一人の女性をビジュアルは変わらないままに演じるという難役に挑んだ芳根が「一人では作れなかった役だなと思っています。撮影の前に頭でいっぱい考えていてもどうすればいいのか想像がつかなくて、監督とお話させていただいて『現場に行って考えましょう!』と(笑)。現場で見たこと、触れたこと、感じたことを形にしていくという作戦で、石川監督とは本当に二人三脚でがっつり脚を結ばれて一緒に同じ歩幅で進んでいくように、いろんな感情を相談しながらリナという女性を作り上げていきました」と明かした。
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