芳根京子&寺島しのぶ、“100年後”に「答え合わせをしたい」「私はそんなに生きなくて大丈夫」<Arc アーク>

2021/06/03 13:10 配信

映画 会見

作品をからめた回答を披露する芳根京子

6月25日(金)公開の映画「Arc アーク」の完成報告会が2日に東京都内で行われ、出演者の芳根京子寺島しのぶ岡田将生清水くるみ小林薫風吹ジュン石川慶監督が登場した。

同作品は、ケン・リュウの短編小説を映画化したもので、人類史上初めて永遠の命を得た女性の人生を描く驚嘆と不思議に彩られた壮大なるエンターテインメント。7年ぶりの映画単独主演となる芳根が、17歳から100歳以上まで生きる主人公を演じる。

報告会では、芳根演じる主人公・リナが永遠の命を得ることから、登壇者たちが「もし永遠の命を得たら、100年後、何をしていたいか」を発表。

芳根は「リナの心情は実際どうだったのかということの答え合わせをしたい」と明かし、石川監督は「映画を撮っていたい。今作は過酷な撮影現場だったのですが、100年あったらもうちょっとゆっくり撮れたので(笑)」と作品をからめた回答を披露。

また、風吹は「今、4人の孫がいるのですが、100年も後ならその先の先の先まで子孫に会えるのが楽しみですね」とにっこり。ほか、清水は「宇宙語を学んで、宇宙人の友達を作りたい。いろんな経験をしたいので」と告白。

一方、岡田は「孤独になりたくないので、自分の島をつくって、一緒にいて楽しい人や価値観が一緒の人を招いて、一緒に住みたいです」とコメントした。

そんな中、寺島は「私はそんなに生きなくて大丈夫です。100年はかなりつらいな…」、小林は「土の中にいたい。100年たった時に周りに知り合いがいなくて感情を共有できる人がいなかったら、めちゃくちゃ孤独でしょう。それはキツイですよね」とそれぞれ質問に真剣に向き合った結果によるネガティブな回答で会場を沸かせていた。

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