【漫画】今さら聞けない!「ゆるキャン△」の「△」って何? "読んだだけでキャンプ気分"と話題の作品の魅力に迫る

2021/06/10 17:00 配信

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福原遥主演ドラマ「ゆるキャン△2」(毎週木曜夜0:30-1:00、テレビ東京系)の原作となっている、あfろによる漫画「ゆるキャン△」(芳文社)。ドラマ・アニメともにシーズン2まで放送されており、2022年にはアニメ映画の全国ロードショーも決定している人気作。「野外活動サークル」(通称・野クル)に所属する女子高校生たちがキャンプを満喫する日常を描いた同作は、キャンプブームの火付け役とも言われており、「読んだだけでキャンプに行った気になれる!」「でもやっぱり実際行きたくなる…!」と話題を集めている。なかなか気軽にお出かけできない今だからこそ読みたい「ゆるキャン△」の魅力を紐解いていく。

「ゆるキャン△」の「△」は、キャンプに欠かせないあの道具!


タイトル横についている三角の記号「△」は、キャンプには欠かせない道具・テントを表現した記号で、声に出して読む際、「△」は発音しない。原作単行本では、黄色やオレンジや緑色など巻ごとに違った色のテントのイラストが描かれており、ファンの楽しみの一つとなっている。

女子高生が純粋にキャンプを楽しむ様子を描いた同作は、タイトルのとおりその“ゆるさ”も魅力の一つだが、作中に散りばめられた“キャンプ愛”も、読者の心を掴んでいる理由の一つだろう。道具・グルメ・観光スポットなど、キャンプやアウトドアの魅力を余すことなく描き切っている。

単行本1巻第2話では、キャンプに興味を持ち始めた女子高生・各務原なでしこが野クルの部室を訪れ、テントについて学ぶ場面が描かれている。便利な「ワンタッチテント」の紹介や、「自立式テント」と「非自立式テント」の違いにも触れたあと、実際に学校の中庭で手順を追って組み立ててみる場面などもあり、キャンプ初心者にも優しい内容だ。

その他にも、薪の無料配布に関する情報や寒いときにカイロを貼るべき場所など、アウトドアに役立つ知識が満載で、本作をきっかけにキャンプにハマる人が続出しているのも頷ける。

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