水野美紀&桐山漣の“逆壁ドン”にキュン!最終回はハッピーの詰め合わせ<カラフラブル>

2021/06/04 10:12 配信

ドラマ レビュー

めぐる(板垣李光人)とわこ(吉川愛)、それぞれが大切にしたかったものとは?(C)ytv

吉川愛板垣李光人がW主演を務めるドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」(日本テレビ系)が6月3日に最終話を迎えた。登場人物それぞれが自分にとって本当に幸せな未来を選び取っていく姿が愛を持って描かれ、見る者に幸福感をもたらすエンディングとなった。(以下、ネタバレがあります)

最終話では、“ユニコーンボーイズ”としてデビューを目前に控えためぐる(板垣)が社長の奥田(塩野瑛久)から「お付き合いしている人がいるね?別れなさい」と言い渡され、苦悩。一方わこ(吉川)は、子会社の社長に就任が決まったあさひ(水野美紀)に「一緒に来て支えてほしい」と誘われる、という展開が描かれた。

自分の気持ちにわがままでいい。一人一人の個性がそのまま発揮できれば、世界はカラフルで素敵な場所になる――それは、“ジェンダーレス男子”と言われ特別視され続けてきためぐるの願いであり、ドラマ全体を貫くメッセージでもある。

その最終回にふさわしく、登場人物たちはみな、自分の本当にしたいことにしっかりと向き合った。わこはあさひとともに新雑誌を立ち上げる道を選び、境(おいでやす小田)はシングルファザーであることから遠慮していた新編集長のポストに就いた。

そしてめぐるは、奥田のもとを離れることを決断。ユニットの相棒・ささめ(草川拓弥)やプロデューサーのキラ(桐山漣)たちの賛同も得て、わこと“ユニコーンボーイズ”の両方をつかみ取った。