瀧本美織、初共演の柳楽優弥に感謝「気持ち的なところで宝物を頂いたと思っています」

2021/06/06 12:00 配信

映画 インタビュー

映画「HOKUSAI」に北斎の妻・コト役で出演する瀧本美織が取材に応じた ※提供写真

――この夏は舞台「森 フォレ」でメインキャストを務められますが、舞台への意気込みをお聞かせください。

まだ稽古の段階ではあるのですが、すでに面白い作品になっていると感じています。自分の過去と家族のルーツをたどりながら自分の運命と向き合って前に進んでいくお話です。

きっとどんな状況だったり、どんな運命だったり、どんな環境に置かれていたとしても、自分という存在の奇跡を忘れないでもらいたいな、という気持ちが台本を読んでいて芽生えています。

そのメッセージを作品の中で伝えるということを自分の目標として、この先も稽古に向き合っていきたいと思います。絶対に見に来ていただきたいです!

――映画も舞台もなかなか思うように上映、上演できないご時世ですが、エンタメの今、そして未来について役者として感じていることを教えてください。

より自分と向き合う時間が同時に与えられているような気もしています。本当に自分が欲しているものや心からやりたいこと、思っていても形にできなかったりしたことを、挑戦できる時間でもあるような気がしています。もっと人生そのものを大事に、豊かに捉えられたらいいなと思います。

このお仕事に携わっている身として、(作品を通して)皆さんに元気や癒やしだったり、前向きな気持ちを持っていただけたら本望だと思いますし、自分としてはそういうことをこれからもやっていきたいと思っています。

――昨今StayHomeの日々も多いと思いますが、2020年・2021年で特にハマったおうち時間の過ごし方は?

ウクレレにハマりました。音も好きですしハワイアンミュージックも好きなので、自分が癒やされながら習得できるのが一石二鳥だなと思っています! 今も続けています。

――北斎における「絵を描くこと」のように、これまでずっと好きでこだわっていること、今後もずっと好きでいたいということがあれば教えてください

結構物持ちが良くて、最近まで中学生の頃に着ていたジージャンなども捨てられずに持っていました(笑)。他にも18〜19歳の頃に履いていたジーンズとかをいまだに履いていたりして(笑)。今の時代、エコにもつながるので良いことかな、と思っています。

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