試合終了後の囲み取材には、まず伊藤組が登場。
伊藤は「今日は楽勝。自分たちはさいたまスーパーアリーナなんかで満足しない。もっと世界に羽ばたかないと!」と豪語するが、上福と小橋は「ウケる、ウケる!」と失笑。
2人は「(自分たちのタッグは)ビジネスだから」「何で伊藤様なんて呼ばなきゃいけないんだよ」と反旗を翻してその場から退場し、伊藤は絶句したまま、一礼して去っていった。
代わって、荒井組が会見場に入場。
荒井は「デビュー2戦目でまだまだなところも多くて緊張しましたけど、2人にサポートしていただけました。初めての有観客試合で温かい拍手が届いて、お客さんのパワーはすごいなと思いました。まだ勝利には届かなかったので、これからに期待していただきたいと思います」と謙虚に語った。
珠理奈が実況席から見守っていたことについては「不思議な気持ちでした。じゅりちゃんが目の前で『頑張って!』って応援してくれたのがうれしかったし、本当は勝てると良かったんですけど、前回より少しでも成長したなって思ってもらえたらいいなと思います」とコメント。
するとここで、東京女子プロレス代表の甲田哲也氏から「まだ本人には言ってなかったんですけど…」と、6月17日(木)の東京女子プロレス・後楽園ホール大会で荒井にとって初のシングルマッチを決定したことがサプライズ発表された。
それを受けて荒井は「えー、どんな感じ?(笑)」とビックリ。「苦しいときに助けてくれるパートナーがいないということで、大丈夫かなって心配です。今のままでは瞬殺されてしまうので、自分にできることを増やします」と緊張の面持ちに。
同大会では、インターナショナル・プリンセス選手権試合「乃蒼ヒカリvs小橋マリカ」、プリンセスタッグ選手権試合「沙希様&メイ・サン=ミッシェルvs山下実優&伊藤麻希」が開催。荒井の対戦相手は追って発表される。
取材・文=青木孝司
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)