菅田将暉、芝居への考え方が変わった蜷川幸雄の一言を明かす

2021/06/06 12:05 配信

バラエティー

菅田将暉が仕事に対する考え方を語った※2020年ザテレビジョン撮影

ゲストの3人が自由気ままにトークする「ボクらの時代」(フジテレビ系)。6月6日の放送回に、映画「キャラクター」(6月11日[金]公開)で共演している、菅田将暉Fukase(SEKAI NO OWARI)、中村獅童が登場。Fukaseは「相手が楽しんでくれていない状態って気持ちが悪くなっちゃう。楽しむのは自分が最後でいいんじゃないかなと思って。ライブが終わった後に充実したとか思ったこと一回もない」と仕事に対するスタンスを語り、それに応じて菅田や中村が芝居論を明かす一幕があった。

中村は「それは役者でも舞台で、てめぇが一番楽しんじゃったらダメ。もう一人の自分が俯瞰で見てないと、独りよがりになっちゃうってところは気をつける」と、Fukaseのコメントに同調する。

菅田も「昔、蜷川(幸雄)さんのところでロミオとジュリエットをやらせてもらった時に、全力でぶつけようとやっていたんですよ。そしたら、蜷川さんに3割くらい捨てろ、引けって言われて、お客さん疲れるから。引いたらめちゃくちゃ評判良くなって、なるほどなって。そんとき位から、もう一個の目線というか。自分のやりたいやりたいが、気持ち良くなってたんでしょうね」と自身の芝居が変わったきっかけを告白。

菅田の発言を受け、中村は「そこのバランスが難しいところだよね。でも、若い時って、それで良いんだと思う。出し切る、振り切る位に本気になれるって。そうじゃないと引けないもんね。最初から引いちゃうと、マキシマムがそれになっちゃうから」と、自身の考えを語っていた。

次回の6月13日(日)の放送には、石橋静河、森山未來、長塚圭史が登場。