――再び「天才てれびくん」に関わる心境はいかがですか?
「天才てれびくん」を視聴なさっているお子さんをお持ちの、お父さんやお母さんからいまだに声を掛けていただくことが多いんです。なので、あまり時間がたった気はしないんですよ。親御さんから「写真をお願いしたいんですけど」ってお願いされることがあって、僕は「世代的に応援してくれているのかな?」と思っていたら、実は「息子に自慢がしたい」と言っていただけたり。
――やはり「天才てれびくんYOU」に出演されてから、ファン層が広がったのでしょうか?
広がりました。普段応援してくれている方々とは違った世代の方が見てくれるので。ライブや舞台の催し物があるときに来てくれていた方々が、家事だったり仕事だったりで、致し方ない理由で遠ざかるってことがあると思うんです。そういった方々が少しでも僕と接点を持っていただけたらなという思いはありました。
――出演するにあたって、否定的な言葉もあったんですか?
否定的というよりは「こんなに忙しいのにやる必要ある?」って意見はあったと思うんです。ただ、自分がやることで一人でも多く元気になってくれる方が増えたらいいなっていうのもありましたし、そこでまた新しい出会いがあればいいなと思っていました。実際に現場はすごく和気あいあいとしていて楽しかったですしね。
よくあるのが、ドラマで共演した小さなお子さんがその後成長して、また別の現場で一緒になること。それこそ連続テレビ小説「スカーレット」(2019~2020年、NHK総合ほか)でご一緒した横溝菜帆さんなんかは、最初に会ったころは本当に小さかったんですけど、それが1、2年ぐらいでグッと成長して子役で頑張っていたりするので。そういう楽しみもありますね。
舞台でもありますよ。2、3年前ぐらいに出演した舞台に、共演した子が成長してアンサンブルで一緒になって。しっかり女優さんになって、並んで舞台に立つことがありました。それを踏まえて「天才てれびくんYOU」で一緒になったメンバーたちが、これからどんな活躍をしてくれるのかなんていうのも楽しみです。
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