――撮影のときのことを聞かせてください。
川口:映画に初めて出演するので、最初はめっちゃ緊張してしまいました。それに、私は元々テンションが低いので、それでさらに緊張していたら「お葬式のテンションじゃん」と言われて(笑)。でも、共演者のおかげで徐々に和んでいけました。
――「ショコラの魔法」はダークファンタジー作品ということで、ホラーシーンもありますね。
吉田:血を準備するシーンが面白くて、ロッカーの中にカメラを仕掛けて、スタッフさんたちが絵の具で血を垂らすんです。それでセットしてからロッカーの外まで血が垂れてくるタイミングを見計らって撮影しました。
原作を読んでいたので、かわいくてちょっぴり怖いかなぐらいのイメージだったんですが、実際に完成した作品を見てみたら予想の5倍ぐらい怖くて衝撃でした。試写会ではマネージャーさんと並んで見ていたんですけど、ホラーシーンになるたびにマネージャーさんが驚きすぎて、ガッタンガッタン揺れていたのが印象に残っています(笑)。
――お二人は魔法のチョコレートがあったら何をお願いしますか?
吉田:毎日幸せなのでこのままでいい! 気軽に「お金持ちになりたい」とか言ったら、とんでもない代償が来そうじゃないですか?
川口:私は自分から話し掛けられないので、コミュ力が欲しいです。
吉田:(笑)。
川口:コミュ力とこの業界で生き残る力。初めてお話しするときって、気を使って何をしゃべろうか迷うんです。そういうときに、無意識に話を広げられて、分け隔てなくしゃべれる人っているじゃないですか。楽しく話せる人がいたら私はすごく助かるので、そういう人になりたいなと思います。
――身近にそういう方はいますか?
川口:「恋とオオカミには騙されない」(Abema)のメンバーとかですね。最初から知っていたかのように、フランクに話し掛けてくれる子が多かったです。
――「恋とオオカミには騙されない」に出演された綱啓永さんも「ショコラの魔法」にカカオ・テオブロマ役で出演しているんですね。
川口:そうなんです。「恋とオオカミには騙されない」の撮影が始まる前に、「ショコラの魔法」の撮影があったんですけど。「恋とオオカミには騙されない」の撮影が始まって少したったぐらいのときに、綱くんから「え、葵って『ショコラの魔法』出るん?」と言われて、共演することを初めて知りました。
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