――出演が決まった時のお気持ちから聞かせてください。
武田:台本を読ませていただいた時に、身近で自分にも通ずるものがたくさん込められた作品だったので、春子に寄り添いながら演じたいなという気持ちになりました。
――濱さんはオーディションで出演が決まったそうですね。
濱:オーディションで受かったのは率直にうれしいことですし、この作品のオーディションは3回ぐらいあったんですが、結構みっちりだなぁという印象でした。
そして、最後に(オーディションの相手役で)武田さん本人がいらっしゃって。知らなかったので会場に入って「おわっ」ってビックリしました。
――オーディションでの濱さんの印象は?
武田:部屋に入ってこられたときは独特なオーラをお持ちの方だったので、私まで緊張してしまって(笑)。
濱:お互いに緊張しているのが見えにくいタイプなのかもしれないですね。僕はガチガチで行った覚えがあります。
武田:私はオーディションだけではなく、本読みの時も緊張していました。
濱:そうなんですか? 全然感じなかったです。
武田:やっぱり見えにくいんですね。
濱:ナポレオンのオーディションの時はせりふが結構多かったので、まずは「ちゃんと言えるかな」という素人みたいな(笑)。いつまでもその不安はありますね、オーディションでも。そこがまず一つのハードルでもありますし、武田さんがいらっしゃるとは思わなかったので、かなり動揺しながらやっていました。(緊張は)意外と気付かれていなかったんですね。
武田:本当に堂々とされていて、ナポレオンを作り込んできたんだろうなという印象でした。「ナポレオンはこうだ!」みたいな強い意志を感じ、私がアプリで見ていたナポ、それに加えてすごいオーラの人がいるなという印象でした。
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