だが一方で、ひとり駿の帰りを待つ真柴の不安は徐々に大きくなっていた。ラストでは、店の営業が長引いて駿が約束したデートの時間に間に合わず、2人のすれ違いが決定的に…。必死に駆けつけ、「くるみ!」と声を振り絞ったが、時すでに遅し。真柴は、一足先に駆けつけた祥吾とともにタクシーに乗り込んだ。
物語の初めから、一点の曇りもなくくるみを思ってきた駿。「オルテンシア」で必死に働いているのも、ライバル・祥吾よりももっと真柴にふさわしい自分になるため。だからこそ、祥吾にエスコートされて去っていく真柴の後ろ姿を見送る駿の表情は切ない。横浜の、身も心もボロボロになったような佇まいが痛々しいまでに切なさを表現する。
祥吾とともに去っていく真柴の後ろ姿を駿が切なく見守るラストに、胸打たれる視聴者が続出。「切ない…胸が張り裂けそう」「駿くん頑張って!」「真柴を笑顔にできるのは駿くんだよ!!」の声が飛び交い、Twitterでは「#着飾る恋」がトレンド世界一に浮上する反響となった。
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