さらに伊藤は、最終回間近で阿久津が生徒たちのせいでボコボコにされるシーンがあったとしたうえで、「それを見て私たちが泣いたり、各々で感じ取らなければいけないところで、やっぱり子どもなので、(本番の)ギリギリまでしゃべってたりとかワチャワチャしていた」と振り返った。
続けて、「その時に天海さんが、すっごい聞いたことのない大きな声で『あなたたちのせいなんだからね!』って言ったんですね。もう、それで一気に私たちも罪悪感を強制的に植え込まれたというか…魔法ですね、完全に。そこで一気に『ごめんなさい、ごめんなさい』ってなった感覚がすごい、びっくりしたし、気持ち良かった」としみじみ。
そして、伊藤は「ちゃんとここに“役”としていられてるって、天海さんに引っ張っていってもらった。そうやって、たった一言でグンって引っ張れるっていうのは、すごく素敵な役者さんだなって思います」と語っていた。