イベントでは、同社が手掛ける最新の体形測定システム「マットレス・フィット」を使い、内村選手の体形をその場で測定。体形に合った硬さにマットレスをカスタマイズできる「三分割マットレス」を、内村選手バージョンでその場で作ることに。
内村選手は、肩がやわらかめのマットレスが良いという結果が出ると、「まさにその通りですね。体操選手は逆三角形なので、横向いたときに、自分の方が邪魔する感じがすごくあって。朝起きると、肩が痛いんです」と納得の様子。また、実際に寝転ぶと、その寝心地に感動していた。
最後には、代表者からの質疑応答も。五輪出場が決まった現在の心境を聞かれると「4大会目が一番頑張って代表権を獲得した大会だと思うのですが、決まったときの心境が一番普通で。『代表になったんだ』とか、『これからさらに頑張らないといけないんだ』という気持ちよりは、すごく冷静に、オリンピックに向けてまた頑張ろうかなと。4大会目にして、すごく普通の心境ですね」と素直な思いを告白。
また、同社と契約の決め手はエアウィーヴの本社に行ったことがきっかけだそうで、「そこで運動パフォーマンスが上がるという魅力的な論文を読ませていただいて。僕も年齢も高いので、『運動パフォーマンスが上がるなら、これしかないでしょう』という感じて選ばせていただきました。また、選手村やナショナルトレーニングセンターにも(エアウィーヴの寝具が)入っていると聞き、環境を変えたくないっていうのが一番の理由ですね」と説明。
最後には、東京五輪で金メダルの期待をかけられると、「心強いサポートを受けられることになったので、毎日の睡眠や1日1日の練習を大事に、東京オリンピックまでの残りわずかなので、そこに向けて日々頑張っていきたいと思います」と誓っていた。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
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