6月9日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で「『俺、迷惑系YouTuberになる』と子供から言われて『お前が選んだ道なら…』と応援スタンスをとる親などいない説」を検証した。
このドッキリ企画は、芸人の子どもや芸人が仕掛け人となり、迷惑系YouTuberの道を進みたいと親に相談を持ちかけるという内容で、ゾフィーのサイトウナオキらがターゲットとなった。
「迷惑系YouTuberになりたい」という高専4年生の息子の突然の告白に、「人様に迷惑かけて金稼いでるっていうのは俺は許せないなぁと思う」とドン引きするサイトウ。さらに、迷惑系企画の具体例として「変質者のフリをして、ロングコートを人の前で脱いだら、普通の格好しているってやつやってみようかなと思っていて…」と息子から持ちかけられると、サイトウは「それ、コントでいいじゃん…」とばっさり否定。さらに「その人の心にめちゃめちゃ傷負ったらさ、背負ってけないからね」と強い口調で息子を諭した。
ネタバラシで今回の説をスタッフが発表すると「誰が応援すんだよ!マジぶん殴ろうかって思ったっすよ」とサイトウは大声を張り上げ、仕掛け人の息子も「否定してくれてよかったです」と安堵の表情を浮かべた。
サイトウのほか、ストロベリーロマンスのクドウミキコ、ほなほなみ、2丁拳銃の小堀裕之がターゲットとなった。スタジオで検証VTRを見ていた松本人志は「迷惑系の限度がまだかわいい例を出してるんでOKしたお父さんもいたけど、もっとシャレにならん例出してたら反対してると思うけどね」と話しつつ、しかめっ面で「ただまあ…この番組自体が迷惑系バラエティやからな」とつぶやいてスタジオの笑いを誘っていた。
放送終了後のネット上では、サイトウの息子への対応に注目が集まり「心の傷を負わせたら背負っていけないってしっかり言える親は尊敬できる」「サイトウさんの『コントでいいじゃん』のひと言に芸人の矜持が詰まってる」などのコメントが上がっていた。
次回の「水曜日のダウンタウン」は6月16日(水)放送予定。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)