ELLEGARDEN(エルレガーデン)のドラマー・高橋宏貴が、6月4日に新潟市にある国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校でオンライン講演を実施した。
1998年に結成されたELLEGARDENは日本のロックをけん引する存在として人気があり、多くのミュージシャンに影響を与えたバンド。人気絶頂の中、2008年に活動休止し、2018年に10年ぶりの活動再開を果たし、日本の音楽シーンのビッグニュースとなった。翌2019年には「フジロックフェスティバル」にも出演している。
今回は、全校生徒約190人を対象に、オンライン講演を新潟と東京とをWEB会議システムでつないで実施。高橋がELLEGARDEN結成までにどんな活動をしてきて、そして今後どんな活動をしていくのかなど、学生からの質問を交えながら答えた。
後半には、同校ミュージシャン科の学生を中心にドラムのワークショップを開催。同校のライブハウスで3カメラ体制でつなぎ、高橋が指導・アドバイスを行った。
ゼミの最後、高橋は「ステージはバンドメンバーだけでなく、スタッフであるマネージャー、音響、照明など、関わっているチームが一丸となって作り上げたときにステージが成功する。中心にいるミュージシャンであれば言葉の選び方、全部のバランスを考えた発言をするべきだし、スタッフはそのステージに関わったことをミュージシャンに誇りに思ってもらえるように、自分から歩み寄って場の空気を理解して回していけるような雰囲気を作れたらすてきな事だと思う」とコメント。
「今後、みんながこれから前に進んでいって、いろんな壁に対峙すると思うけど、今回の話を思い出してくれて、少しでも成長したのなら今回の自分の話は成功だと思う。忘れないでほしい」と生徒たちにエールを送った。
自分の演奏を聞いてもらい、それに対してアドバイスを頂くことができました。プロの方から直接演奏をより良くするための具体的なアドバイスを頂けたので、とても貴重な経験になりました。
今回頂いたアドバイスを基に、もっとドラマーとして成長できるように頑張っていこうと思います。
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