<情熱大陸>凡人には理解しえない――アリ研究家・島田拓氏の“公園での過ごし方”に迫る

2021/06/12 12:00 配信

芸能一般

6月13日(日)放送の「情熱大陸」に、アリ研究家・島田拓氏が登場(C)MBS

6月13日(日)放送の「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)に、アリ探求家・島田拓氏が登場する。

多い月は200個も売れる「アリの飼育キット」


島田氏は子どもの頃から昆虫が好きで、中でも彼が最も興味を示したのが、どこにでもいる小さな生命体“アリ”だった。

アリを求めては毎日、山や森、公園へ通い続けてきた島田氏は、“日本一のアリ取り名人”と称されるが、研究者ではない。

島田氏の主な収入源は、彼が20歳で始めたアリとアリの飼育用品の販売。実は今、アリをペットとして飼育する人が増えており、島田氏考案の「アリの飼育キット」は、コロナ禍での巣ごもり需要も相まって、多い月は200個も売れることもあるヒット商品になっている。

また、島田氏にしか撮影できないアリの写真は多くの図鑑や写真集にも使用されており、これまでに島田氏が見つけた新種のアリは数知れず。研究者の間でも一目置かれているため、大学や研究者から島田氏へのアリの採取の依頼は引きも切らないという。

「アリは、お互いをなめ合ったり、うれしそうな顔をしたりと、実はかわいいんです」とほほ笑む島田氏は、朝から晩までアリの観察と撮影のため公園の地べたを這い回っている。

四六時中、アリに関わる島田氏を、家族はどう見ているのか。番組では、凡人には理解しえない島田氏の“公園での過ごし方”を追いかけ、さらに “奴隷狩り”“結婚飛行”と呼ばれる、変わったアリの生態も深掘りする。

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