「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に連載中の人気コミック「キングダム」の世界が体感できる展覧会「キングダム展 -信-」が6月12日から東京・上野の森美術館で開催中。開幕に先立ち、同作の映画化作品「キングダム」(2019年)で主人公・信を演じた山崎賢人が来場し、展示を鑑賞した。※山崎賢人の「崎」は正しくは「立さき」
同展は、15年に及ぶ「キングダム」連載の仲から第1話「無名の少年」~第438話「雄飛の刻(とき)」に至る仲間や敵との出会い、別れを糧に成長を遂げる信の物語を、作者・原泰久氏全面監修のもと再構築。400点以上の直筆生原画や、同展のために描きおろされたイラスト約20点などが展示されている。
信をはじめとした「キングダム」の登場人物たちが躍動する展示を丹念に見て回った山崎は、「展示を見て何度も泣きそうになりました。美術館という空間に、漫画を読むのとはまた違う原画展ならではの世界が広がっていて、没頭してしまいました」と深く心打たれた様子。
「新たに描きおろされた作品もどれもが魅力的で、信が王騎の矛を受け取る絵の前に立った瞬間、目が離せなくなって立ち尽くしてしまいました」と、映画では大沢たかおが演じた将軍・王騎と信の絆を描いたシーンを挙げ、会場を飾る作品群の力強さに圧倒されたことを振り返った。
最後は「『キングダム展 -信-』というタイトルの通り、信の成長を感じることができる構成で、信を演じた自分にとって本当に幸せな空間でした」と感想を述べた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)