――(笑)。岡部さんは、「漫才よりもコントをやりたい」という理由で以前のコンビ・エガラモガラを解散したということですが、その時と比べて今、コントへの熱量や取り組み方に変化はありますか?
岡部:ハナコをやり始めた頃の方が、今よりも単純にコントをやっていた気がします。最近はシソンヌさんや(東京)03さんをはじめ他の芸人さんのネタをたくさん見て、演技面などで「ああ、こういうやり方もあるんだ!」と気付かされることが多いので、いざ台本を持って合わせる時にいろいろと試すようになりましたね。
秋山:幅が広がってきてるよね。
岡部:特に(シソンヌ)じろうさんが女装するコントとかは、「本当にこういう人いるよな」と妙に説得力があって、すごく感動します。そういうところから影響を受けて、だんだん自分も女装が好きになってきて、ハナコでの女装コントが前よりも多くなってきているような気がします(笑)。
秋山:前回の単独(ハナコ第4回単独ライブ全国ツアー2019「タロウ4」)、女装コントがちょっと多めだったよね。単独では、そういうハナコ内のちょっとした流行りみたいなものも出ます。
――秋山さんはコントへの情熱はずっと上がり続けていますか?
秋山:そうですね。舞台だけでなく、テレビやYouTubeなどやれるジャンルが増えてきたので。知らずにテレビコントにも憧れていたようで、実際に触れてみると「こんな感じなら、こういうこともできるかも!」とやってみたいことがどんどん出てきて、今すごくコントに対しての天井が上がってきているように感じます。やりたいことが多すぎて整理しないとヤバいなという時期で。『キングオブコント』を優勝した時に、なんとなく自分の中で芸人として半分くらい達成したかなと思っていたのですが、今は「あれ?まだ1、2割かもしれない…」っていうくらい達成率が減っている感じがして。それはコントだけではないんですけど。やればやるほど、やりたいことが増えてますね。どんどんいろんなことをやっていきたいです。
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