<アンジュルム新曲エピソード>川名凜&為永幸音&松本わかな「ギャップにも注目してほしい」

2021/06/18 07:00 配信

音楽 アイドル インタビュー

歌詞に共感「愛されルートA or B?」


――トリプルA面シングルで、「はっきりしようぜ」「泳げないMermaid」「愛されルートA or B?」の3曲が収録されています。どの曲が一番好きですか?

川名:私は「愛されルート A or B?」。

為永:私も。

松本:私もです。

――「愛されルート A or B?」はレトロ感のある三拍子の曲ですね。どういうところが刺さりましたか?

為永:ハロプロの楽曲って歌割りでつなぎながらリズムを意識して歌うものが多いんですけど、「愛されルート A or B?」はそのリズムがゆっくりで、1パートが長いのが特徴なのかなと思うんです。

アンジュルム・為永幸音。2004年2月9日生まれ。長野県出身の17歳。趣味はパワースポット巡り、ドラム/撮影:鈴木康道


川名:「はっきりしようぜ」と「泳げないMermaid」は音の始まりをしっかり立てて、終わりは息で切るとか、リズムをガシガシ意識して歌っているんですけど、「愛されルート A or B?」はニュアンスというか、感情がリズムより先にくる感じで。私はそういうところが新鮮に感じたし、気持ちが高ぶるような聴きごたえのあるところが好きです。

為永:私は歌詞に共感しまくって、そこもこの曲の好きな部分です。私、ちょっと自分に酔ったような曲、自己陶酔みたいな感じの曲が好きなんです(笑)。

――ちなみにどこのフレーズですか?

為永:もう全部なんですけど、特に響いたのは「マジメはコスパが悪いかも」「ドジばかりしちゃうのがかわいいの」とか、「でもそんな勇気はないし」というのも。

私って、「真面目だね」と言われることが多いんですよ。凜ちゃんみたいにそのままで愛嬌があるタイプじゃなくて、愛嬌を出そうと思ってようやく愛嬌が見えるタイプ。だから歌っていると、愛嬌のある子になりたいなっていう憧れが込み上げてきて、響いたのはそういう部分ですね。