もう、逃げたい。そんな思いが真柴の心をよぎった時、恋人である駿がかけた言葉は「逃げるな」。いつも隣にいるよ、と寄り添ってくれていたはずの駿の、あまりにも正しく、真っすぐ過ぎるこの言葉に真柴は思わず背を向けた。
傷つき疲れ果てた真柴がすがったのは、“シャチの社長”こと祥吾だった。祥吾は、泣きじゃくる真柴の話を「どうした?」と優しく聞き、泣いている姿が通行人に見られないよう長身でさりげなくかばうと、「大丈夫か?…大丈夫じゃないだろう」と真柴を優しく抱きしめた。
そして、「真柴は笑っててくれないと、困る」と優しく真柴の背中をトントン。穏やかで大きな愛情で包み込んだ。
祥吾が見せたのは、駿にはまだない大人の包容力。視聴者からも「真柴ちゃんは優しくされたいの!駿くんの言いたいことはわかるけど、今ほしい言葉はそれじゃない!」「シャチの社長、100点満点の対応!」「今回ばかりは社長がいてくれてよかった…」といった声があふれた。
次回はもう最終回という大詰めに差し掛かり、これまで以上に絡み合う3人の思い。初回から一貫して真柴を思ってきた駿に期待する「最終回は駿くんの笑顔が見たい」「駿くんと真柴ちゃんのハッピーエンドをどうか!」といった声が上がる一方で、揺るぎない愛情で疲れ果てた真柴を抱きとめた祥吾を応援する“社長派”も急増。
“社長派”からは「今回が最終回?」の声まで上がるなど双方盛り上がりを見せ、放送後にはTwitterで「#着飾る恋」がトレンドトップ2圏内に浮上する反響となった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)