ロングヘアをバッサリカットした倉科カナが大雨でズブ濡れになりながら熱演! 映画「女たち」本編映像解禁

2021/06/16 20:00 配信

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映画「女たち」から倉科カナの本編映像が解禁となった(C)「女たち」製作委員会

映画「女たち」(公開中)から、倉科カナの本編映像が解禁となった。倉科は、篠原ゆき子演じる美咲の親友・香織役。のどかな自然広がる養蜂場で1人、ハチミツ作りに精を出す一方で、精神的に不安定な孤独の女性・香織を熱演しており、長かった髪の毛をバッサリ切り、役を作り込んで撮影に挑んだ。

解禁された本編映像は、美咲が心の拠り所にする香織が大雨の中、酒瓶を片手に妹の凛に電話を掛ける場面からスタート。

香織は「お姉ちゃんな、これでも必死に生きてきたんやで。毎日毎日必死に蜜蜂みたいに生きてきたんやで。体に気い付けて」と涙ながらに語り掛けるが、ガイダンス音が鳴り、その電話が凛につながっていなかったことが明らかに。

気持ちを吐露していた香織は、体を震わせ泣き崩れる。不穏な雰囲気が彼女を包み込み、香織は死の世界へと足を踏み入れていく。

このシーンは元々、満天の星空の下で撮影をする予定だったが、突然の豪雨に見舞われ、急きょ一発本番の10分もの長回しでの撮影になったという。夏の撮影ではあったが、倉科はズブ濡れで白い息を吐きながら熱演。

プロデューサーの奥山和由は「撮影直後に、ズブ濡れの倉科さんから『撮れましたか? もう一度やりますよ?』と言われた」そうで、「これだけのことを完璧にやり切った女優さんから『何度でもやりますよ?』と言われたのは初めて」と驚きを明かす。

「真幸くあらば」(2010年)をはじめ、奥山プロデュース作品のファンであり、長らく奥山との初仕事を熱望していた倉科。「脚本を読んだ瞬間、香織はショートだという強い画が浮かんだ」と話し、ロングヘアを40cmもカットし本作の撮影に挑み、難役を体現した。

今作について、倉科は「生きることは苦しい。それでも食いしばって生き抜いていく、泥臭く。汚く。それしかないんだとこの映画を作りながら思った。蜜蜂のように一心不乱に生きた女たちをぜひ、スクリーンで見ていただけたらうれしいです」とコメントしている。

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