――楽しそうな現場ですね! 私たちも第一話を先行で見せていただいたのですが、第一話の中で朴さんがお気に入りのシーンがありましたら教えてください。
「あれは死んだかのう?」っていう、シーンですかね。タイトルが「平穏世代の韋駄天達」なので、原作を最初に読んだ時は、「平和ボケしていることがダメだよ」っていうことを言われるのかなって思っていたんです。
「ほら、こんなに平和ボケしているじゃん」というところから始まって、成長していく物語かと思いきや、「いやいや平和ボケしてないじゃん!すごい能力あるじゃん(笑)」って、朴ろ美自身が驚いたシーンでもあったので、印象に残っているシーンですね。
――第1話はそこに注目ですね! 先ほど少しお話にも出ましたが、収録現場で印象に残っているエピソードはありますか?
兄貴(緒方さん)が現場を作ってくれていますね。私はばかなことばかり言って、それを諫めたりしてくれて(笑)、みんなが集中しながらもリラックスしてマイクに向かえる状況をお互いに作り合おうとしているのが面白いです。
ただ、さっき言った通り、ほぼハヤトくんはアドリブなので、全力でつっこんで、全力で飛ばされるアドリブとかを一話からやっていたら、緒方さんに「朴ろ美がやったから俺たちも全部やらなきゃいけなくなったじゃん」って言われたことがありましたね(笑)。
――(笑)。もし、ハヤトと同じくらい速く走れるとしたら何をしてみたいですか?
もう一度中高生をやり直したいですね(笑)。高校時代、私は演劇部だったんですけれど、学校行事の仮装大会で「ひみつのアッコちゃん」の仮装をして走るというメンバーに、部員の中から選出されてしまいまして…。クラスの人は私の足が遅いって分かっていたんですけれど、先輩たちはなぜか足が速いだろうと見た目で判断したんですよね。
ただ、私はめちゃめちゃ鈍足だったので、まんまと抜かされたわけですよ(笑)。私的には「言ったじゃないですか!」っていう感じなんですけれど、みんなも私には何も言えず「どうしよう…」って感じになっていて、なのであの瞬間をもう一度やり直せたらいいなって思いますね。
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