――役を演じる上で難しかったことをお聞かせください。
演じる上で難しさは感じていなくて、原作を読んだ時の思いだったり、演じる春の感情を考える時間の方が長いです。後半になるにつれて、春の思いや考えが出てくるので、後半を楽しみにしていただきたいです。
春ちゃんは私が考える女の子のイメージを具現化した存在なので、女の子らしいしぐさや言葉遣いに気を付けて演じています。
――監督の演出で印象的なことはありますか?
監督が手掛ける作品にホラーが多いのでこの作品はラブストーリーですが、少し怖いと感じるシーンもあります。回想や夏美の想像で春が登場するのですが、その演出は脚本を読んでいる段階から怖かったですね。
夏美の想像上の春は怖くしてほしいと監督から指示がありました。でも、夏美の想像の中で膨らんだ春なので、あまりホラーになり過ぎないように演じたいと思っています。
――主演の高橋ひかるさんの印象をお聞かせください。
以前からひかるちゃんを魅力的な女性だなと注目していたので、同じ作品で姉妹として演じられるのはありがたいなと思います。明るくていつも笑顔なので、現場に入って来るだけで雰囲気が和らぎます。
――やはり、現場では高橋さんがお姉さんっぽい感じですか?
実はそれが逆なんです…(笑)。ひかるちゃんが元気で明るくて、私の方がボケに対してツッコんでいる感じなので、どちらかというかと妹っぽいかもしれません。
――タイトルに掛けまして、春の思い出をお聞かせください。
毎日お散歩には行っているんですが、桜が咲いている時期に飼っている犬のアルクの散歩に行くと、桜の花びらを食べようとしちゃうんです(笑)。それが毎年の楽しみですし、春を感じる思い出です。
※高橋ひかるの高は「はしご高」が正式表記
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