人生の3分の1の時間を占める“睡眠”で起きている“脳の進化”に迫る<ヒューマニエンス 40億年のたくらみ>

2021/06/23 13:31 配信

バラエティー

眠りで進化する人の"脳"の不思議に迫る(C)NHK

NHKBSプレミアムで毎週木曜夜に放送している「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」。6月24日(木)は、“睡眠“にフォーカス。

番組名の「ヒューマニエンス」は、「ヒューマン」と「サイエンス」の造語。人間という不確かで不思議な存在とはいったい何なのか、その真の姿に迫っていくシリーズだ。MCは俳優・織田裕二、NHKアナウンサー・井上あさひが務める。

今回は、人生の3分の1の時間を占めるとされる“睡眠“にフォーカスする。人々が毎晩、眠っている最中、実は脳の中では“進化”が起きているという。研究では睡眠中、神経細胞のシナプス(神経細胞間の接合部で情報の授受を行う部位)が新たに生み出され、さらにスクラップ&ビルド(古いものから新たなものへ置き換え)されていることがわかってきた。その状態は、睡眠中に毎晩繰り返される“深い眠り”と“活発な脳活動の眠り”の相互作用からくるもので、すなわち、“深い眠り”と“活発な脳活動の眠り”の「2つの眠り」は、脳内進化の大イベント”とも言えるそう。

さらに、人の夢をのぞき見をする事を可能にするという、脳スキャン人工知能の最前線に迫る。眠りは人類に何をもたらしたのか。その神秘を妄想し深掘りする。