山崎賢人の失われない“青臭さ”を三木監督が絶賛！「うれしかったですね」

映画「夏への扉ーキミのいる未来へー」(6月25日[金]公開)の公開直前イベントが6月18日に東京都内で行われ、主演の山崎賢人、三木孝浩監督、主題歌を担当するLiSAが登場した。

同作品は、1956年に発表されたロバート・A・ハインラインの同名小説を、舞台を日本に再構築して映画化したもので、わなにはめられ全てを失った科学者が時を超えて大切な人を救う物語。

イベントでは、映画「管制塔」(2011年)以来10年ぶりのタッグとなった山崎と三木監督が心境を吐露。山崎は「10年たって、その時は気付けなかった三木さんの監督としてのこだわりとか、諦めないで挑み続ける姿勢みたいなものを感じて、自分もそういうことを気付けるくらい大人になったんだな、と」とはにかみながら明かした。

一方、三木監督は「最初の作品の時に、賢人くんは青臭さの中に揺るがない強さみたいなものがあって、常に物事に対してフレッシュに身一つで乗り込んでいくハートの強さがあるなと思っていて、10年ぶりに再会しても構えずセットや演出に柔軟に対応して、いい意味での青臭さを失わないでいてくれていたことがうれしかったですね」と告白。

また、山崎は「今回クランクインする前に、三木さんから『(主人公の)宗一郎をこういうふうに描きたい』とか『三木組は楽しむことをモットーとしているから、みんなで楽しく作品を作りましょう』という内容の手紙を頂いて、本当にすてきだなと思いました。大変な撮影の中でもみんな楽しくできていたのは、三木さんの人柄なのかなって思います」と撮影を振り返った。

※記事内、山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記