研修生ユニットが2曲を披露した後、ライブは後半に突入。ダンスブロックでは、ミニテーブルに生けられたアマリリスの花とステージに落ちる一束の光の下で宮本が1人踊るというストイックな演出が観客を引き付けた。
そこから「少女K」でアーティストとしてのハングリーな姿を演じ切る姿で、思わず見ほれるような緊張感と美しさを見せると、畳み掛けるようにドラマチックな「風に吹かれて」から、EDMが特徴的な「タメライ」をクールに歌い上げた。
そして、太陽とシスコムーンの楽曲「ガタメキラ」でのこぶしのきいたパワフルな歌唱から、「プラトニック・プラネット」、ロックナンバーの「どうして僕らにはやる気がないのか」と、隅々まで研ぎ澄まされたノンストップパフォーマンスで本編は締めくくられた。
アンコールでは、会場に宮本の声によるアナウンスが流れ、ここまでの道のりを振り返る感慨深い時間に。そんな空気から宮本はステージに登場すると、弾むような前向きナンバー「落ちこぼれのガラクタだって」で会場を明るく照らした。
最後には秋の単独ライブ開催決定が発表。9月4日(土)にNHK大阪ホール、9月20日(月・祝)に中野サンプラザで公演が行われることとなった。
「皆さんの応援のおかげで秋のライブも決定しました。ありがとうございます!」と声を上げた宮本は、これまでも公言していたように、これからもパフォーマンスに感謝の気持ちを込めて伝えていくと、意気込みを改めて語った。
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