女優の馬場ふみかが6月19日、自身のフォトブック「ふみかのまんなか」(集英社)の発売を記念したオンライントークセッションを実施。「25歳の記念ということで、今まで話してこなかったデビュー前のこと、学校ではどんなことに悩んでいたかなどを話しています」と語った。
「1st写真集『色っぽょ』を5年前、21歳のときに出させていただいて、それからモデルだけじゃなく女優としていろんな方と出会ってきたので、今なら新しい表現ができるかなと思った」という馬場。まだ企画書すらできていない2年前の段階から「こういうカメラマンでこういう衣装でこういう写真を撮ってほしいんです!」「25歳のタイミングでこういう本を出したいんです!」とずっと貯めていた資料でイメージボードを作って訴え、具体的に走り出したそう。
“まんなか”のある7編構成で、「新潟編(地元ロケ)」「ファッション編(FENDIの衣装でシューティング)」「CUE編(仲の良いDJ・モデルのLicaxxxによるプロデュース)」「たわむれ編(敬愛する金原ひとみの書き下ろし小説とコラボ)」「身体の表現編(バレエで培った柔軟性)」「ランジェリー編(自ら下着やアングルを選んで挑戦)」「ロングインタビュー」という内容。
「地元ならではの自然な表情もあれば、作り込んだファッションページや、金原ひとみさんの小説に添える写真もあり、1pごとに違う表情をお見せできたかなと。全ページ全く違う表情を目指したんですけど、そのとおりになったと思います」と自信の馬場。「最初はもっともっとやりたかったけどもっと“まんなか”に迫るようにぎゅっと構成しました」と語っていた。
ロングインタビューについて馬場は「今まで、お仕事のインタビューはあるけど、幼少期や学生時代のことををお話しする機会がなかった」として、「今回は馬場ふみかの25年ということで。せっかくなので、自分の悩みやこういうことが苦しいと思ってるってことをだいぶ赤裸々に話させてもらいました」とコメント。編集者に「連載担当の私でも初めて聞くことが多くて。彼女はどんな状況にも弱音を吐かず頑張り切る根性があるんですが、そうなった理由が分かりました」と言われると、「今こうやって話せるようになったけど、そうなる前のことをね(笑)」と照れた表情。
「このロングインタビューには、幼少期の写真もいっぱい載ってるので」と付け加え、「かわいいです!」と語尾にハートマークがつくような口調で首を傾げながらアピールしていた。
他にお気に入りのショットには、自身が“お餅カット”と呼んでいる1枚をチョイス。温泉旅館でのロケで、起きたばかりでメイクもまだ、顔面パックした状態という「なかなか(撮られることの)ない状態」で、丸餅にかぶりついているシチュエーションに「お餅がお餅を食べている(笑)」と自身のツボにハマった理由を明かしていた。
馬場ふみかフォトブック「ふみかのまんなか」は発売中。
◆取材・文=坂戸希和美
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