ハロー!プロジェクトを卒業したアーティストたちが集うライブイベント「M line Special 2021 Make a Wish!~」の振替公演が、6月20日に東京・中野サンプラザで開催。同公演では、モーニング娘。OGの高橋愛、田中れいな、PINK CRES.の夏焼雅によるスペシャルユニット「たいやき たべたの なんで?」が、楽曲「およげ!たいやきくん」をライブ初披露。また、ゲスト出演した譜久村聖(モーニング娘。'21)もKANの楽曲カバーとなる「エキストラ」をライブ初披露して会場を盛り上げた。
当日は会場で感染防止対策が取られ、昼公演、夜公演それぞれ1000人を動員。小片リサによるオープニングアクトを経て、当日のフルメンバー(道重さゆみ、田中、PINK CRES.、宮本佳林)による「彼と一緒にお店がしたい」「アレコレしたい!」の2曲披露からライブに突入した。
ライブ前半は、ゲストの譜久村をステージに迎え、譜久村がさまざまなメンバーと組むユニットブロックに。夏焼とのシンメトリーが新鮮な「恋はひっぱりだこ」に続き、田中とのペアでモーニング娘。時のアグレッシブさを蘇らせる「The 摩天楼ショー」、道重が「これまでで一番万全のものをお見せできました」と語った、道重&譜久村ペアでの「好きだな君が」、そして道重、田中、譜久村の3人による「セクシーキャットの演説」。
披露後のMCでは、道重、田中、譜久村の3人がそれぞれ身近なところで猫を飼っているという話題になり、楽曲のしなやかな振り付けを「猫を飼っているからこそできた動き」と振り返った。
すると、ここで譜久村によるKANの名曲バラード「エキストラ」がライブ初披露。ピアノのシンプルな音数に、譜久村の染み渡るような繊細な歌声が観客へと届けられた。
バラードでしんみりとなったところで、続いては道重、小林、宮本が「チュッ! 夏パ~ティ」で曲の頭から一気に流れを覆し、お祭り騒ぎを見せる。直後に宮本はソロで自身の新曲「愛してるの言葉だけで」を披露。さらに、6月30日(水)をもって解散するPINK CRES.は、このステージでメジャー1stシングル曲「ルーレット」を歌唱。おしゃれなルックスでありながら、ラップも交えたパフォーマンスでPINK CRES.らしさを存分に発揮した。
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