高橋愛、田中れいな、夏焼雅のSPユニットが“日本で一番売れたシングル曲”カバーを、モー娘。譜久村聖がKANの楽曲カバーをライブ初披露

後半戦は、田中による「Rockの定義」、道重による「OK！生きまくっちゃえ」とソロ曲が連発。田中、夏焼、二瓶のコラボでの「BABY! 恋にKNOCK OUT!」、夏焼＆宮本による「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」と続き、次曲へ入るところでステージ上に新たな人影が。

楽曲のイントロが流れだすと、ステージに現れたのはシークレットゲストの高橋愛。田中、夏焼も加えた3人でのパフォーマンスがノーアナウンスで始まり、会場からどよめきが起こる中、「およげ！たいやきくん」が“およげダンス”の振り付けとともにライブ初披露された。

この「およげ！たいやきくん」カバーは、アーティストの正体を隠したまま5月28日よりUSENなどでオンエア展開され話題となっていたもの。原曲は1976年にリリースされ“日本で一番売れたシングル曲”でもある。オンエアに際して付けられたユニット名は「たいやき たべたの なんで？」。高橋の“た”から“たいやき”、田中の“た”から“たべたの”、夏焼の“な”から“なんで”と、3人の頭文字から付けられたという。

この3人でのユニット結成は今回が初めてで、MCでは3人も「今までこういった発表の仕方をしたことがなかったので、オンエア後はSNSの反応を見て『バレてるバレてる』と楽しんでいましたが、やっと発表することができました！」と口々にコメントしていた。

ライブ終盤、ラスト直前には道重＆田中のモーニング娘。6期メンバー組が「私の時代！」「大きい瞳」を披露。また、“6期MCのコーナー”でも、「『キャンディークラッシュ』にのめり込み過ぎてマズいから、逆にアプリ削除した方がいいんじゃないかと思ってる」という道重に、「今この場所でわざわざそれを言うってことは、れいなにそれ消せってことだよね？」と田中が切り返すなど、勝手知ったる2人同士の掛け合いに、会場からもこらえ切れない笑いが漏れた。

ラストブロックは6人全員での「恋の呪縛」、譜久村を加えての「ワクテカ Take a chance」で会場を盛り上げ、ラストは高橋も加わっての「シャボン玉」。8人の迫力満点なパフォーマンスで会場を圧倒し、ライブを締めくくった。

2021年1月からスタートした「M line Special 2021 Make a Wish！～」は、今後全国各地を回りつつ、7月までの開催が予定されている。

また、「たいやき たべたの なんで？」による「およげ！たいやきくん」ミュージックビデオが、YouTube M line Musicチャンネルにて公開。楽曲配信は譜久村による「エキストラ」のカバーとともに、6月21日よりスタートした。