――卒業公演を終えて、今の率直な感想を教えてください。
本当にまだ実感がないんですけど、本当にたくさんの方々に支えてもらって、ここまで来られたんだなって改めて感じています。
――卒業パートでは、「あの先の未来まで」「泣きながら微笑んで」「微笑みのポジティブシンキング」を歌って、「あの先の未来まで」についてはステージ上でお話ししていましたが、「泣きながら微笑んで」と「微笑みのポジティブシンキング」はどういう理由で選曲したのでしょうか。
「泣きながら微笑んで」は、私が大島優子さんを好きだったこともあって、いい曲だなってずっと思っていて。今回何かバラードを1曲やりたいなって思って、(一緒に歌った)藤本冬香ちゃんにも相談したら、冬香ちゃんがやりたいと思っていた曲の中に「泣きながら微笑んで」が入っていて、私もやりたいと思っていたので選びました。2人で歌っても違和感がなくて、お互いを見送り合えるような曲だったので。
「微笑みのポジティブシンキング」は、実はSKE48に入ってすぐの頃からドラフト1期生が「リクエストアワー」とかでアンダーに入らせてもらっていたんです。ドラ1みんなでこの曲をやることが多かったし、私は「リクエストアワー」でセンターもやらせていただいていたので、曲も大好きだし、同期みんなで歌った思い出の曲でもあるので選びました。歌詞に「これから頑張ろう」って勇気をもらえる曲なので、卒業公演にぴったりかなと思っていたので、この曲は前からやるって決めてました。
――公演中は涙を見せる場面もありましたが、一番グッときてやばいなって思ったのはどのタイミングでしたか?
同期4人でのMCは、何も打ち合わせしてなかったんですけど、そこで何か急に泣きそうになってしまって。あと、客席で泣いているファンの方の顔を見た時にうるっときてしまいました。
――後輩の水野さんや藤本さんが泣いていたりと、惣田さんが慕われているのがよく伝わってきました。
本当に今までやってきてよかったなって思います。自分に憧れてくれる子がいるなんて、なかなかないことじゃないですか。本当にそんな子がいてくれて、私は幸せ者だなって思いました。
――そんな後輩たちに伝えたいことはありますか?
今って私が入ったばかりの頃とは違って、チャンスが少ないように感じてしまったり、なかなか思うようにいかないことも多いと思うんですけど、でも絶対にやりたいことって思い続けていればかなうと思います。
劇場では「間違えるのがダメ」とか「間違えないようにやろう」じゃなくて、「ここで自分の個性を出そう」とか「フリーの振りは誰よりも頑張ろう」とか、そういう人とちょっと違うことをやってみることとかが、私がSKE48に入って大事だなって感じたことなので、だから“諦めないこと”と“勇気を持ってアピールすること”は続けてほしいなって思います。
――では最後に、改めてファンの方へのメッセージをお願いします。
SKE48に入れて、アイドルになることができて、本当に幸せでした。皆さんからもらった幸せを、この後の私の人生を懸けて返していけたらいいなと思うので、これからも皆さんを笑顔にできるように頑張ります! 今までありがとうございました!
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