火将ロシエル初の写真展でノンレタッチ写真を大開放「なしでもいいと納得しちゃった」福島裕二とタッグ<インタビュー>

火将ロシエル 

普段見せない笑顔も自然に引き出された


――どこで撮影をされたんですか?

1日目と3日目は都内のスタジオで、2日目は鎌倉と江ノ島で撮影しています。最初は着物を着て、白玉のデザートを食べながら撮影しました。そこから海に出て、夕日が落ちてくるまで待って撮影とかも。

――福島さんとお話して印象に残っていることはありますか?

いっぱいある…。福島さんはカメラを持ちながらずっと何かしゃべってくれるんです。こんな瞬間撮っていたんだっていうのがあって、ふとした瞬間を撮るのが本当にうまい。普段は笑顔とか見せないんですけど、その笑顔とかも自然に引き出して撮ってくれるんです。

――展示会の名前にも入っている「秘録」ですが、どんな思いを込めて入れたんでしょうか。

3日間撮影して、初日から徐々に自分の気持ちが移ろっていくんです。写真って自分の気持ちが出やすいと思っていて、つまらないと思いながら撮影してもらっていると、写真を見る人も「あれ? これロッシーつまらなさそう」って分かってしまうと思うんです。

初日は片思いしている人の気持ち、2日目は少しだけ好きという感情を出して、最終日はめちゃくちゃ好きって表情を出しています。気持ちがどんどん濃くなっていく濃密で秘密な瞬間が記録されています。

写真展「火将ロシエル×福島裕二写真展“秘録”」は6月27日(日)まで開催 ※提供写真

――展示会の楽しみ方を教えてください。

今まで見せたことのないロシエルが本当にたくさんいます。苦手な顔や角度をこれからも撮っていきたいなと思うぐらい気持ちが変わりました。開放的になっていくロシにゃんをぜひ、見てほしい!

QRコードを読み込むと私のボイスで写真の説明をしていく仕掛けも面白いです。それを駆使しながら写真を見てもらえると、より展示会を楽しめると思います。

◆取材・文=鳥羽竜世

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