番組の中では、25年という歳月を共に戦ってきた5人の絆が幾度となく感じられる。同番組を通してこの25年間を振り返ってもらうとともに、グループが続いた秘訣を尋ねてみた。
大泉「特にこの番組は台本がなくてアドリブだったので、そういうときに改めて強いチームだなと思いましたね。何となく僕たちの中には、25年で培った暗黙の型があるから。初めて会った5人では絶対できない。僕らだからできたことだと思います。例えば舞台のカーテンコールでも、打ち合わせもしないで長けりゃ20分間も勝手にしゃべるわけで。その20分間、お客さんを笑わせられるのは、この人たちじゃないとできない。やっぱりこの人たちは頼もしいし、面白いんじゃないですか。そして、その人たちと長くやっていきたいって思ったんじゃないのかな」
戸次「本当に右(大泉)に同じ。何となく中年の役者を集めてこの番組をやってくれって言われても無理だというのは、メンバーみんな一様に感じていたと思います。そして25年続けられたのは、一緒に年を取ろうと決意してくれたファンの方々のおかげだと思います」
音尾「作られたチームではないですからね。5人で勝手に作っちゃったチームというところを、応援してくださる方が気に入ってくださったんじゃないでしょうかね」
安田「僕の中では最初の10年とその後の15年っていうのは、何かしら違いがありまして。最初の10年は非常に振り返りやすいんですけども、その後の15年というのは、最初の10年より振り返りづらいというか、あまり密ではなかったような気もします。その10年と15年との共通認識であったり、その後にフィードバックして今話すことであうんの呼吸ができたり。その10年と残りの15年を足して今があるという気がします」
森崎「25年…やっぱり長いし、酸いも甘いもありまして、盤石ではなかったですよ。でも、この番組のポスターを見ていると、これが25年やってることなのかなーって思うんですよね。こんなに笑ってるんだーって。だから、面白い50歳のおじさんたちの生態を映したこの番組を、最後まで見守ってほしいです!」