「クリエイターズ・ファイル」#73 伝説のホテルマン/エグゼクティブ・コンシェルジュ 折尾豊

2021/06/23 18:00 配信

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「お客様のご要望にお応えし、ここカンペリーザホテルにいらした時よりほんの少しでも笑顔のベクトルを増した状態でお帰りいただきたい、その一心でございます」という折尾撮影=高橋宗正/(c)クリエイターズ・ファイル

ホテルマンとして要望に応えるのは当然だと思っております

――なるほど。ところで、カンペリーザとはどのような意味なのでしょうか?

創業者で初代総支配人の赤崎進が突然発した言葉だと聞いております。

――カンペリーザホテルは全部でいくつあるのですか?

八丁堀店、八重洲店、門前仲町店と、ここ「カンペリーザ東京総合リゾート」の4つです。そのほかに、「カンペリーザステーキハウス」「カラオケドレミファカンペリーザ」「カンペリーザカンツリークラブ』などの系列のお店が全部で20店舗ほどございます。社員は全部で40人ですので、それはもうてんやわんやですよ。ここ「カンペリーザ東京総合リゾート」も直属の専任スタッフは3人しかおりませんので、今日は「カンペリーザライブハウス」に勤務している社員がヘルプに来てくれています。

カンペリーザホテル、カンペリーザリゾート、カンペリーザステーキハウス、カンペプニプニ学園など多数のカンペリーザグループがある撮影=高橋宗正/(c)クリエイターズ・ファイル

――たとえばどのような要望に応えてこられたのでしょうか?

「予約の取れない寿司店に今すぐ行きたい」「温泉がない当ホテルでどうしても温泉に浸かりたい」「客室から富士山が見えないので、なんとかしてほしい」「どうしても今すぐシャバシャバカレーが食べたい」「電車賃を貸してほしい」などたくさんありますが、ホテルマンとしてそのような要望に応えるのは当然だと思っております。

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