たとえば、先述のすゑひろがりずが出演した6月17日。特集は「最新掃除・洗濯家電ランキング」だった。VTRには家電のプロ3人が登場し、ランキングと共に家電を紹介していく。とあるゴミ箱が登場したところで、スタジオにクイズ。
「このゴミ箱、どんな便利機能がついている?」
中だるみを防ぐため、VTRの途中でスタジオに返す演出は、いろんな情報番組で目にする。特定のゲストを名指しして「7秒でお答えください」なんてのもあるだろう。
ここで「ラヴィット!」はスタジオの時間をたっぷりとり、答えがわかった人から挙手で答えてもらうのだが……。
「ごみ処理場と直結してすぐ捨てられる」
「最悪の場合トイレとして使ってもいい」
「裏にご先祖さまの戒名を書いて永代供養ができる」
みんなこぞってボケまくりなのだ。そして、1ボケごとに川島が「ゼロ4つくらい足りませんけど」「朝から戒名とかやめてくださいね」と丁寧にツッコんで笑いに変えていく。ひとしきり盛り上がったあと、やっと正解が出て、VTRの続きが流れる。その繰り返し。
放送終了後、公式Twitterに今日の感想を問われたすゑひろがりずによれば、「ラヴィット!」の台本は全部黒塗りされており、何が問われるのかは一切わからないそう。「そこまですることですか?」と話していた。
その場でお題が発表され、芸人の腕が試されるガチの大喜利。これが平日の朝、毎日行われている。