内田雄馬、かつてない熱血主人公役に挑む「頼むから持ってくれよ、俺の身体…!と思ってます」<ゲッターロボ アーク>

アニメ「ゲッターロボ アーク」で流拓馬を演じる内田雄馬 撮影=尾木司

7月4日(日)放送スタートのTVアニメ「ゲッターロボ アーク」(毎週日曜夜11:00-、TOKYO MXほか)。永井豪・石川賢による連作漫画「ゲッターロボサーガ」シリーズの最終章となる同作で主人公を演じるのは、「BANANA FISH」「ぐらんぶる」などで主演を務めてきた若手実力派声優の内田雄馬。主人公・流拓馬役は“今までにないキャラクター”と語る内田に、今作の魅力やアフレコ現場での様子などについて話を聞いた。

かつてない熱血キャラに「新たな世界の扉を開くことになるかも…」


――内田さんは「ゲッターロボ アーク」で、ゲッターロボのパイロットである主人公・流拓馬を演じています。まず、役が決まったときの気持ちをお聞かせいただけますか?

少し驚きました。これまで僕はいろんなアニメ作品に出させていただいていますが、気持ちを“オン”で出していくキャラクターを演じる機会って、実はあまりなかったんです。今までは、(感情の強さを)抜いて抜いて、最後にポンっと言葉を置くような役が多くって。でも拓馬に限らず、今回の「ゲッターロボ アーク」に登場する人物たちはみんな、感情をセリフに乗せてぶつけるようにとにかく声を張るんですね(笑)。こうした役を演じることには憧れがあったので、決まったときはすごくうれしかったです。

――ということは、ご自身にとっても拓馬役はかなり念願だったんですね。

はい。オーディションのときから、“拓馬を演じることになったら、僕にとって新たな世界の扉を開くことになるかも…”と思っていました。それもあって、オーディションでは思い切って自由に演じたのですが(笑)、それがよかったのか、こうして選んでいただけて。収録に入る前も、ワクワクや楽しさばかりでした。

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