――「解けば解くほど賢くなるまだ答えのないクイズ」やってみていかがでしたか?
ふくら:面白かったです!
伊沢:楽しいクイズでしたね。ネットで調べても答えが出てこないクイズって、新しいですよね。我々は普段、手持ちの知識から生み出して、正解か不正解なのかが明確になるようなことばかりをしているので、今回は、正解にたどり着くプロセスを見てほしいですし、僕たちが足掻いている姿を楽しんでほしいです。
ふくら:このようなクイズはやったことがなかったので、本当に面白かったです。まず、どこから考えたら良いのかを考えるところからがスタートですし、逆に言えば、どこから考えても良い問題ですよね。知っていたら正解できる問題、知らなければ正解できない問題という、普段見かけるクイズとは全く異なり、新体験でした。
伊沢:我々、趣味も全然違いますし、考えていることも違うので、打ち合わせをしなくとも“スタイルウォーズ”になるわけですよ。視聴者の皆様には、自分は、いざわ派?ふくら派?どっち派なんだろう?と考えながら見ていただくと面白いと思います。全然違う解き方なのに、同じようなところに行って、また違ったところにたどり着くというプロセスが面白いと思うので、そういう部分を楽しんで頂けたら嬉しいです。
ふくら:文系の解き方と理系の解き方、明らかに違いましたね。
――お互いの解き方を見て、驚いたところはありますか?
ふくら:答えを聞いて、なるほど!そういう考え方もあったのか~!と納得しましたね。
伊沢:数学は素晴らしいなと思います。何を考える上でも基準になるわけですから。ふくらさんを見ていて思うのは、数学というアイテムがいかに万能で、何かを考えるときの基準として、すごく汎用性の高いツールであると感じます。
ふくら:伊沢さんを見て思うのは、知識があったとしても、その知識を問題が出された時に、引っ張り出せるかということがポイントで、僕は収録中、持っている知識とその問題を結びつけることができていなかったので、伊沢さんの解き方を見て、すごい!そんな考え方ができるんだ!と思いました。
伊沢:まさかの結果になりましたけどね。
ふくら:いや~あれはおもしろい!!めちゃめちゃ笑った!!
伊沢:オンエアを楽しんでいただけたらと思います。
ふくら:VTRでこんなに笑うことある?
伊沢:「所さんの目がテン!」(日本テレビ系)を思い出したなぁ。体当たりでひとつひとつ検証していますよね。小学生の頃よく見ていました。それを今、僕もテレビで同じことを出来ているというのが、本当に幸せだなと感じますね。
――今後、YouTubeとテレビは、どう向き合う予定ですか?
伊沢:我々は、YouTubeが礎になっていますので、本拠地を決めなければいけないのであれば、YouTubeだと思いますが、テレビだからこそできるもいっぱいあると思います。QuizKnockのやりたいことは、「楽しいから始まる学び」の実現であって、それをYouTube的に実現する、テレビ的に実現する、ということだと思っています。その場での最大の可能性を考えながら、やりたいことをやっていきたいです。
――いつかこの番組でやりたいことは?
伊沢:「幻島」について語りたいな。アメリカの音楽史も良いな。言いたいこと、伝えたいことが無限にあります!たくさんありますので、今度企画書を書きます(笑)。
ふくら:僕の“美しい数字シリーズ”もお願いします。収録中も「それ、ナイスフリードマン数!」と、すごく言いたかった。伝わらないですよね…(笑)。
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