ジェジュン「最近“愛してるよ”と言える人になってきました」<インタビュー>

7月2日(金)に公開される映画「ジェジュン:オン・ザ・ロード 」への思いを語るジェジュン©STORY WORKS

アジア中に愛される美しい歌声を持つジェジュンの、これまでの人生の軌跡をたどった映画が、7月2日(金)に公開される。彼が最も好きだという映画「私の頭の中の消しゴム」(2004年)のイ・ジェハン監督と共に思い出の場所を訪ねながら、監督の問い掛けにジェジュンが答えるというドキュメンタリー形式で構成されている作品だ。
今回はそんなジェジュンに、ドキュメンタリー映画出演への秘めた思いや、恋愛の価値観などを聞いた。

自分の人生を映像で見るのは恥ずかしい


――イ・ジェハン監督との作業の感想を聞かせてください。

自分の人生を映像で見るのは、恥ずかしいですね。一度ならまだしも、二度は見られないなぁ(笑)。正直言うと、“何でここまで言っちゃったんだろう”というシーンもあります。
監督とは古い付き合いだけど、こんなに深い話をしたことはなくて。何だか、カウンセリングみたいな感じ(笑)。今までインタビューでも聞かれたことがないこと…、皆さんが初めて聞く話も多いんじゃないかな?

車だと10分で回れちゃう小さな町で、大きな夢を抱えていたんだな…って、しみじみ感じました。とにかく、町から出たかった。15歳でオーディションに合格したことを機に、ソウルまでのバス代4000ウォン(約400円)を握り締めて上京。練習生になってもお金がなくてバイトばかりしていて、夢を諦めそうになったこともありました。あの頃を思えば、乗り越えられないことなんてないな。

家族のことや子供時代の話を聞くと、びっくりする方もいるかも。育ててくれた両親のことを考えると…悩みましたけれど、僕のありのままを見せようと思って…。