「サレタガワのブルー」悪女役・堀未央奈の演技に犬飼貴丈「本当に心をえぐられるような…」<インタビュー>

ドラマ「サレタガワのブルー」でW主演を務める犬飼貴丈と堀未央奈(写真右から)撮影=星野耕作

人気コミックを原作に壮絶な不倫バトルを展開する「サレタガワのブルー」(7月13日[火]スタート、毎週火曜夜1:28-1:58ほか、TBSほか)。夫・暢(犬飼貴丈)の前ではかわいい妻を演じながら会社の上司と不倫する藍子(堀未央奈)。浮気“された側”の暢は、妻の本性を知って衝撃を受ける。

今回、そんな前代未聞の“不倫劇”を繰り広げることになる2人にインタビュー! お互いの印象や撮影の裏話などを語ってもらった。

堀「もう私しか藍子を愛せないと思って演じました」


犬飼:堀さんとは初共演。撮影が始まった頃は、役柄の関係としても話し掛けていいのか迷っていたけれど、堀さんは普通にお話ししてくれて…。

堀:第一印象はおとなしく見られがちなんです。でも、実はおしゃべりが好きなので、犬飼さんが話し掛けてくれたとき、すごくうれしかった。ゲームの話とかしましたよね。

犬飼:しましたね。撮影が進むにつれ、僕の中では堀さんと藍子のイメージが懸け離れていったなぁ。

堀:藍子という役がハードなだけに、仲良く話せたのは助かりました。藍子はきっと“のぶくん”(暢)と結婚するまで苦労してこなかった人。結婚の意味もちゃんと理解していなくて、すごく欲望に忠実なんです。

犬飼:僕には藍子が動物のように見えていました(笑)。暢は包容力があって優しいけれど、僕からは理解できない無神経なところもある。

堀:そんな暢に藍子はうそをつくけれど、自分にうそはついていない。正直過ぎて、同性の私から見ればすがすがしい気すらします。もう私しか藍子を愛せないと思って演じました。

犬飼:堀さんの演技はすごかったです。本当に心をえぐられるような…。堀さんが原作と台本を読み込んで、人物を理解しようと頑張った結果が表れていて、圧倒的でした。

堀:ありがとうございます。やっぱり乃木坂46を卒業して初めてのドラマが悪女役というのは不安だったので、そう言ってもらえてうれしい。

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