16才の若き格闘家・鈴木崇矢とは?学校との両立、プロ契約への道…世界を目指し「大暴れしていきたい」<インタビュー>

同世代の平本丈と真剣勝負 「格闘DREAMERS」より (C)AbemaTV,Inc.

心を突き動かしたLDHメンバー、監督たちからの言葉

――合宿では山内渉選手とのスパーリングで二連敗してしまい、相当悔しかったのではないかと思いますが、それもバネになりましたか?

すごくバネになりました。基本、勝つことが好きなので、負けたことが悔しくて、悔しくて。いつも試合で負けると悔しくて泣いてしまうんですけど、そのときにTHE RAMPAGEのRIKUさんから「泣いたらあかん、男やろ」って言われて。その言葉で涙を堪えて、次に切り替えていく大切さとか、そうすることが真の漢なんだということを教わりました。そこから泣かずに頑張ろうと思ったんですけど、最終選考で勝ったときはうれしくて、泣いてしまいました(笑)。

――ほかにも高谷総監督や岡見勇信コーチ、GENERATIONS from EXILE TRIBETHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの方々にかけてもらった言葉で印象に残っているものはありますか?

めちゃくちゃあります。すごく残っているのは、最終選考前日の計量のとき、高谷さんに「お前、体デカくなったな」と言っていただけたことです。周囲に比べて、圧倒的にフィジカルが弱くて課題だったので、最後の最後にそう言っていただけたことはすごいパワーになりました。

――最終的に仮契約となりましたが、そのときのお気持ちは?

「契約者は以上」と言われたあとに、仮契約で名前を呼んでいただけたのはうれしかったですけど、やっぱり最初から所属を勝ち取ることを目標にやっていたので、悔しさが残っています。

――現在は学生なので学業とトレーニングを両立しているわけですが、どんな生活をしているんですか?

学校が終わったら、すぐにEXFIGHTに行くという生活です。家には練習が終わるまで帰らないので、最近は家にいる時間がめちゃくちゃ短いです。