野島樺乃“何でもなかった私をお姫さまにしてくれた”SKE48を卒業して次のステップへ

2021/06/27 09:00 配信

アイドル

自身の卒業公演を行った野島樺乃(手前中央)と出演したチームSメンバー(C)2021 Zest, inc

6月26日に、SKE48野島樺乃の卒業公演が名古屋・栄にあるSKE48劇場で行われた。
【写真】ファンから贈られた花に囲まれた野島
野島が所属するチームS「重ねた足跡」公演は、毎回センターが変わる「Gonna Jump」からスタート。もちろん、この日のセンターには野島が立ち、続けて「手をつなぎながら」「Innocence」「強がり時計」を披露した。

その後の自己紹介のMCでは、この日の出演メンバーで一番後輩の9期生・荒野姫楓が早くも泣き出してしまい、周りのメンバーから心配される場面も。

一方、野島は元気良く最後のキャッチフレーズを決めると、ステージの幕が開いた瞬間、客席に設置されたメッセージボードが目に飛び込んできたと言い、「『Gonna Jump』は泣ける曲じゃないのに、目を細めて涙をごまかしていたくらい、皆さんの愛に感動しています」と、自身も早々に目に涙をためていたことを明かした。

野島の卒業ブロックは、アンコール終了後にWアンコールという形で開催され、野島は上村亜柚香杉山愛佳都築里佳松本慈子山内鈴蘭と共に純白の衣装で「微笑みのポジティブシンキング」を披露。さらに、自身が飛躍する契機となった「第1回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」優勝で手にしたソロ曲「夢の在処へ」を歌い上げた。

最後のあいさつでは、7月からボーカルグループ「&(アンド)」として活動することに触れ、「SKE48で6年間培ってきた“がむしゃらさ”と、SKE48らしい“熱さ”は&に引き継いでいきたいなと私は思っています。SKE48を卒業して&に行くという道を選んだので、成功してビッグにならないとと思っています。私が背中で『どんどん夢はかなえられるよ』と示せる人になりたいので、大きくなって名古屋に帰って来られるよう一生懸命頑張ります」と、次のステップへ向かう心境を語った野島。

そして、「なので皆さん、ずっとずっと末永く応援してくださるとうれしいです。いつも大好きって言ってくれてありがとう。樺乃も大好きです。本当にありがとうございます」とファンに感謝を述べ、最後に全員で「桜の花びらたち」を歌い、卒業公演の幕を閉じた。