――卒業公演を終えた今の率直な感想はいかがでしょうか?
自分でもびっくりするくらい泣いちゃいました。今はコロナの影響で客席の最前列は空けているんですけど、ファンの方々がそこにメッセージプレートを用意してくださっていて、ステージの幕が開いた瞬間に真っ先にそれが目に飛び込んできたので、最初から涙腺がやばかったです(笑)。
まだ自分がSKE48から離れるという状況が頭の中でちゃんと理解できてなくて、実感が湧いてないので、7月に入ってマネジャーさんからお仕事のメールが送られてこなくなったら実感するんじゃないかなって思います。今日はとにかく大好きなチームSのみんなと一緒のステージに立てたことがすごく幸せだなって思いました。
――最後の曲に「桜の花びらたち」を選んだ理由を教えてください。
私たち7期生とドラフト2期生は研究生公演で「PARTYが始まるよ」公演をやっていたんですけど、そのセットリストには「桜の花びらたち」が2回出てくるんです。私にとっては思い入れがある曲だし、先に卒業していった7期生とドラフト2期生の子たちもこの曲を卒業公演で歌っていた子が多かったので、私もこの曲で幕を閉めたいなと思って選びました。
――6年間活動してきたSKE48を一言で言い表すなら、何と表現しますか?
何でもなかった中学生の私をお姫さまにしてくれた存在だなって思います。
――ホームのこのSKE48劇場にはたくさんの思い出があると思いますが、最初に思い浮かべるのはどんなことでしょうか。
ソロ公演をやらせていただいたりもしたので劇場への思い入れは強いんですけど、劇場でのお披露目ですね。「ステージからの景色はどうなんだろう?」と思ったままステージに立って、幕が開いた瞬間、本当にファンの方々を近くに感じられて。立見席の方の表情もわかるくらいだったので、「これは1回来たらハマっちゃうな」って思いましたし、私自身も「1回立ったらハマるステージだな」と思ったので、それが一番印象深いですね。
――ファンの方々に向けて改めてメッセージをお願いします。
ファンの方は私がどこに行ってもそこに駆け付けて応援してくれて、ずっと愛してくださって、SNSでもたくさんの応援のコメントを頂きました。これから先の人生、自分のことをこれ以上に愛してくれる人は現れるのかな?ってくらいすてきな方々なので、本当に私にとってはかけがえがなくて、SKE48に入ってよかったって思える一番の宝物がファンの方々だなって思います。
――7月からはボーカルグループ「&」として活動します。意気込みを聞かせてください。
この6年間集団行動をしていた私が、今度は1人で&の方へと足を運んで、またゼロからスタートするというのは、正直不安もプレッシャーもあります。それでも「頑張ろう」とか「自分ならできる」と思えるのは、SKE48で培ってきた力があるからだと思うし、どんなときでも応援してくださったファンの方々のおかげだと思うので、そのファンの方々に&を通しても恩返しできるように、自分の好きな“歌”をどんどん磨いて、ビッグになれるように頑張ります。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)