声優の浪川大輔と石川界人が出演する「声優と夜あそび 木」(毎週月~金曜夜10:00-11:30、アニメLIVEチャンネル)、6月24日放送の #10では、JRAとのコラボレーション企画として、「競馬実況アナウンサーとコラボ」で実況のスキルを学び、競馬実況に挑戦したのに加え、宝塚記念で単勝をかける“推し馬”を決めた。
「競馬実況アナウンサーとコラボ」では、複雑な競走馬の名前を覚えたり、二転三転する状況を瞬時に把握してわかりやすく伝える、高度なスキルが必要な競馬実況を、講師として、競馬実況を担当している清水久嗣アナウンサーを迎え、そのプロの技術を学んでいった。
「実況はひらめき」「五・七・五で、言葉をまとめると印象に残りやすい」「レースの最後をきっちり決める」など、実況のポイントを学んだふたりは、さっそく過去のレースを見ながらの実況に挑戦した。ここまで基本を教わったものの、いきなりの実践に「無理だって〜」とうなだれる。
まずは、清水アナにお手本を披露してもらったところ、刻一刻と変わるレースの状況を、的確に抑えた圧巻の実況に、浪川、石川は「すっご……」と呆然となった。
そうして、プロの技に圧倒されるなか、石川の実況がスタートすると、開始早々、「何がなんだかわかりません〜」と叫びだし、「しゃべる内容が思い浮かびません!」「僕にとっては、地獄の時間です」と次第に、競馬ではなく、自身の状況を実況し始める。その後、「先陣を切っているのは、紫の帽子」「今、3コーナーを過ぎたところ!」と競馬の実況を試みるが、知識がない状態での挑戦はさすがにむずかしく、資料を確認しているうちに、1着の競走馬がゴールし、いちばん大事な勝ち馬を見逃してしまう、グダグダな結果になった。挑戦を終えた石川は、「めちゃくちゃ、むずかしいです」「理解しようと思って、頭はフル回転なんですよ」「めっちゃ、汗かいてますもん」と振り返り、プロのすごさを実感した様子だった。
続いて、過去に競馬の経験があると言い、知識も披露していた浪川の挑戦に期待が集まるなか、VTRがスタートすると、「最初に飛び出したのは、タツゴウゲキ!」「リスグラシューが、さっそく仕かけています」「先頭を走っているのが、1番のキセキ」とゆっくりではありながらも、状況をつまんで解説していく。さらに、「(最後尾で)今は引いている、マカヒキの動きに注目していきたいと思います」と“引く(ひく)”と“ヒキ”の言葉あそびを混ぜた実況をみせた浪川に、清水アナは「競馬をやってるなと思いましたし、馬に寄りそった実況でしたね」とほめたたえた。石川は、「ぜんぜん僕よりできてる〜」「ずるい!」とくやしがっていた。
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