剛力彩芽“明子”が消えてぼう然…「女に逃げられるのが当然の男」三浦貴大“敏郎”の演技が光る<彼女のウラ世界>

2021/06/29 11:21 配信

ドラマ レビュー

「彼女のウラ世界」第2話より(C)女里山桃花/東京カレンダー フジテレビジョン ひかりTV

三浦貴大が主演を、剛力彩芽がヒロインを務める「彼女のウラ世界」(毎週月曜夜0:25-0:55、フジテレビ※第2話は0:40-1:10)の第2話(TOSHIRO SIDE)が6月28日(月)に放送された。

結婚直前に、剛力演じる彼女・明子が姿を消して、キツネにつままれたようになってしまった彼氏・敏郎。三浦が醸し出す絶妙に“イヤな彼氏”の演技が目をひいた。

厄介な男“敏郎”の勝手な発言にイラッ!


この作品は、男性目線で描かれる『TOSHIRO SIDE』をフジテレビTWOで、女性目線で描かれる『AKIKO SIDE』をひかりTVチャンネルに分け、リレー方式で放送されたもので、地上波では『TOSHIRO SIDE』からスタートした。

東京カレンダーwebサイトで連載の小説をドラマ化。制作会社でドラマのディレクターとして働く西村敏郎(三浦)と、マッチングアプリで知り合って3年、敏郎を献身的に支えてきた恋人・近藤明子(剛力)の物語だ。

突然、姿を消した彼女が、どこで何をして、これまで何を思ってきたのだろうかと、いなくなって初めて気付く。そんな男が敏郎だ。

プライドが高く、自信家で、恋人の気持ちを思いやることは一切しない自分勝手な厄介な男である。「僕くらいになるとさ、君のためだけに生きてるわけじゃないし」とか「僕が仕事を辞めたら誰が君を養っていくの?君が好きな炒飯とラーメンもタダじゃないんだぞ」などモラハラ発言も多く、耳を疑うようなセリフも言ってのけるヤツだ。

敏郎は、婚約指輪を置いて姿を消した明子の居場所について、見当も付かない。彼女の職場だと聞いていた旅行代理店に足を運ぶと、すでに明子は辞めていたことを知る。彼女のことをまったく知ろうともしなかった自分に、ため息をつく敏郎だった。