剛力彩芽“明子”が消えてぼう然…「女に逃げられるのが当然の男」三浦貴大“敏郎”の演技が光る<彼女のウラ世界>

2021/06/29 11:21 配信

ドラマ レビュー

「彼女のウラ世界」第2話より(C)女里山桃花/東京カレンダー フジテレビジョン ひかりTV

明子は敏郎をどう思っていたのだろうか…


敏郎の勝手な言動に、腹が立つ思いをする視聴者が後を絶たない。Twitterには「主人公のこと10分で嫌いになった」「この男…逃げられても仕方ないな」「女に逃げられて当然の男」など、敏郎を見て“イヤ~な気分”になっている人が多数いるようだ。

しかし、それは演じている三浦貴大のリアルな演技によるものであろう。実際の社会にも存在しそうな、“うわぁこんな彼氏イヤだな”と思わせる人物の描き方は抜群に面白い。実際にいたら関わりたくないような男だが、ドラマの中で敏郎がどう成長していくのか期待させられた。

彼女視点の『AKIKO SIDE』で描かれる、明子側の気持ちや消えた時間に彼女が何をしていたか、ここまでセットで楽しむ作品である。

敏郎がインスタグラムから明子の居場所を探る


次回、「彼女のウラ世界」第3話(TOSHIRO SIDE)は7月5日(月)、夜0:45よりフジテレビで放送。

インスタグラムで明子らしき写真を見つけた敏郎は、コメントから手掛かりになるバーを見つける。店に向かいバーテンに明子の写真を見せるが、記憶にないと言われ手がかりは途絶えてしまう。

その夜、台本直しに行き詰った脚本家の小宮が敏郎の部屋を訪ねてきて、逃げた敏郎の彼女の手掛かりがないか部屋を物色していると、インターホンが鳴り、明子の代理と名乗る見知らぬ美女が訪ねてくる。

文=ザ・テレビジョン編集部