コンビニエンスストアの撮影ではセリフのキレもよく、すべてが順調に進んでいた中条だが、なぜか手元を映すタッチ決済のシーンだけは大苦戦。タイミングや位置を調整しながらチャレンジするものの、なかなかOKが出ない。
「私は買ったんだ!」「ピッ!ピッ!」と自身を鼓舞し続けること十数分、会心のアクションで監督のOKが出ると、「今日イチ緊張したよ~」と満面の笑みを見せた。
撮影現場では言葉少なく、打ち合わせの段階から“合理的な人”の役づくりに徹していた江口。中条が手に持っているゴールドカードを見た瞬間のリアクションや「ゴールド…」とつぶやくセリフなど、監督のオーダーに応えながら微妙にニュアンスを変えて何パターンも演じ、圧倒的な演技力を披露。その迫力に、周囲の撮影スタッフは「すごい…」とつぶやいていた。
撮影現場に入り「心配性感が出るよう頑張ります!心配で~す(笑)!」と大声であいさつした“心配性の人”役の青木。会計シーンでは中条のゴールドカードや財布の豪華さに「すごいですね~」と感心しながら「ゴールドはないけど…これがあるんです!」とサイフからカードを出すと、それが診察券で、中条は大笑い。さらに青木は「身体がボロボロで…」と続け、周囲を笑わせた。
カードを眺めながら「『コネコ』って書いてあるんですけど…」とつぶやいていた中条に「そのサインは『Kaneko』だから『カネコ』ですね」と教えてあげた青木は、「前のCMは4人の役名が三輪、井出、住吉、友部で、頭が三・井・住・友になってたから、中条さんはゴールドで金子なんじゃないかな?」と資料に書かれていない設定を推理。あらためて「ボクは三輪です、よろしく」とあいさつした。
閉店後の雑貨店で行われた撮影は、CMの役の設定だけでなく、プライベートでも“お買い物好きな人”である中条にとって、夢のような時間だったという。長い待ち時間があると、棚の商品を眺めながらウインドーショッピングをエンジョイ。
買い物のシーンでは、実際に買えない気持ちを晴らすかのように、フライパンをひょいひょいカートに入れながら楽しそうに買い物気分を味わっていた。
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