肱岡加那美、周囲には隠していた“女優”の夢 「ここで諦めるわけにはいかない」演技バトルへの思い語る<私が女優になる日_>

2021/07/10 07:15 配信

バラエティー インタビュー

肱岡加那美 撮影=コザイリサ、ヘアメイク=合田和人/中山ゆかり/橋込明子/山崎純子(D-GO)、スタイリスト=山本杏那

審査員・根本宗子からの指摘


――放送を見たご家族・ご友人の反応は?

友だちは、いつも「見たよ」って報告と「頑張ってね」って応援をしてくれています。演技については、特に何か言われたことはないです。友だちは「素人が指摘しちゃいけないから、言わない」「それは監督さんたちから聞いたほうが良いと思う」っていうスタンスみたいです。父と兄も「加那美のままが一番いいから、加那美が思うように演技したらいいよ」って、見守ってくれている感じですね。

――審査員の方から言われた印象的な言葉があれば教えてほしいです。

1回目の演技バトルの時に、役を作りすぎちゃったことがあるんです。「こう言われたらこう返そう」っていう演技する上での行動を決めすぎたせいで、共演した俳優さんのお芝居にうまく合わせることができず、そこを指摘されたんですね。

その後、2回目、3回目と「相手の受けが良くなってる」と良い評価をいただいたんですけど、4回目にまた1回目と同じ指摘を、審査員の根本宗子さんにされてしまって…。成長したつもりが、自分はまだまだ成長できてなかったんだなって感じました。だから私は、準備するよりも、台詞をしっかりと覚えた上で、俳優さんたちとその場で合わせながら演じるほうが良いのかなって、自分の方法を見つけることができました。

――演技バトルに臨む上で行っている、肱岡さんなりの工夫はありますか?

以前、自分があまり使わない語尾がセリフにあった時、言いやすい言葉に変えようと考えたことがあるんです。けど、脚本を書いてくださった方は、きっと、一言一言に魂を込めているじゃないですか。だから、たとえ違和感があったとしても、何回も繰り返し、日常的にその語尾を使うことで、見ている人が「ん?」って思わないように、自然な言葉にするまで馴染ませることを心がけてます。

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