――3人が演じる役のように、ご自身が学校生活で打ち込んだことは?
武藤:中学時代はバスケ部に所属していて、部活がない日も公園で自主練したりして、結構頑張っていました。
大倉:マイトっぽい~!
杢代:うん、似てる!
武藤:キャプテンとかではなかったけどね。
杢代:僕は、ソフトテニス部に入っていたんですけど、所属していただけで打ち込んだというほどではなかったなあ。一番、打ち込んだと言えるのは、友達と遊んでいたことです(笑)。最終下校時間まで学校に残って、そのままコンビニで何か買って、それを公園で食べながら話したり。今でも思い出すんですけど、そういう何気ない時間が本当に面白かったですね。
大倉:僕は、幼稚園の年中から始めた水泳。小6までずっとやっていました。遊ぶ時間はほとんどなかったけど、それが全然嫌じゃなくて、毎日泳ぎたかったです。親も熱心に応援してくれていました。当時、憧れていたのが北島康介さん。大会を録画して、フォームをまねしていましたし、将来は水泳選手として生計を立てようと本気で思っていました。
――そうした学生時代から芸能界に入ったいきさつは?
大倉:チームに新しく入ってきた子たちがすごく速くて、小6で心が折れちゃって……。水泳は0.001秒を競う、勝ち負けが明確な世界なので。中学に入る時に「水泳はもういいかな」と思って、親にそう伝えたら、「今まで一度もやめたいと言わなかったのに、そう言うということは、本気なんだ」と理解してくれました。ちょうど、水泳をやめようと決意をした時にスカウトして頂きました。
杢代:僕は、中2の春にスカウトして頂きこの世界に入りました。年の離れたお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるんですけど、2人を見ていると「人生、きっとどうにかなる」と、どこか安心しきってたところがあって、勉強も頑張っていなかったんです。特にやりたいこともないし、友達と同じ高校に行って、就職して、楽しく遊んで暮らせばいいやって。そんな時にスカウトして頂いて、もともと芸能界に興味があったので、縁があるのかなと思ってこの世界に入りました。
武藤:僕は中3で部活が終わって、進路を決める時に、「自分が持ってる武器って何だろう」って考えたんです。
杢代:マジで⁉ 中3で自分の武器なんて考える⁉
大倉:普通、偏差値とかで高校決めるよね。
武藤:まあ、考えたんだよ(笑)。それで、昔からドラマや映画を観るのが大好きだったから、僕も出る側になって、小栗旬さんのように誰かを感動させられる人になりたいと思ったのがきっかけで、自分から事務所に応募しました。
――そして、同じユニットのメンバーになったわけですが、「原因は自分にある。」としての夢は?
武藤:僕はメンバー7人でいる時間が一番好きなので、他の6人のために自分ができることをやっていきたいです。
大倉:これからは、もっともっとたくさんの方々に「原因は自分にある。」という存在を知ってもらいたいですね。
杢代:そして、いつかはドームへ! このグループでならそのステージに立てると思っています。
武藤:ドームというステージは、僕らの大きな目標です。
取材・文=小泉咲子
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