塩野瑛久、初の料理連載スタート！「皆さんにも真似してもらえたら」【連載：塩野瑛久の今日はこれ作ろう #1】

みんなで一致団結して挑んだ撮影

──塩野さんは現在、LINE NEWS内の動画プロジェクト「VISION」にて配信中のショートドラマシリーズ「ソムニウム」に出演中です。この作品はスマートフォンにあわせた縦型の画面で物語が進行していく、新しい形の映像作品ですね。

横幅で見せることができないので、撮影がすごく独特で。ちょっと動くと画面からいなくなってしまうので、人と離れた距離でのお芝居ができないとか、景色が入れられないとか。だから難しいなという印象だったのですが、逆に縦型ならではの面白さや利点を生かして撮影しました。監督や共演者の方ともクランクインの前日まで話し合ったりして、短期間の撮影ではありましたけど、みんなで一致団結して撮影に挑むことができてよかったです。

──塩野さんはヒューマノイドの開発者で、ヒューマノイドとの共存に葛藤する藤田醒を演じています。藤田醒をどんな人物だと捉えて演じましたか？

１話10分もなくて、全8話。作品自体は醒の人生のほんの一部分を切り取ったものなので、大きな物語の変化はないんですけど、ヒューマノイドというものに出会って見出した、醒なりの考えや楽しさがあって。そういう微妙な心の機微を描くようにしています。中でも僕は、醒のまっすぐなところが大好きですね。

──「ソムニウム」はバックナンバーも見られるようになっていますので、まだ見ていない人に向けて、改めて見どころを教えてください。

AIと人間の共存って、今はもう現実になり得ることでもあって。特に「ソムニウム」は今後、醒と同じ思いをする人も出てくるんじゃないかなと思うくらい日常的にAIを描いているので、一概にSFとかファンタジーとして括らずに、少し先の未来の話として見てもらいたいですね。そしてその中で少しでも共感するポイントや、「そういうこともあるのかも」と思えるポイントを発見してもらえたらうれしいです。

「来世ちゃん」のみんなが帰ってくるのがうれしい

──また8月から放送される「来世ではちゃんとします2」（テレビ東京）への出演も発表されましたね。塩野さんは前シリーズに引き続き、主人公・桃江のセフレ、Aくん役での登場です。

はい！ 「来世ちゃん」のキャラクターってみんなすごく魅力的で、シーズン１の放送を見て、一気に全員のことが大好きになったんですよ。今回も間違いなく面白いものになってると思いますし、僕が演じるAくんも含めてまた「来世ちゃん」のみんなが帰ってくるのかと思うとうれしいです。放送開始まで楽しみに待っていてもらえたらと思います。

（取材・文 / 小林千絵　撮影 / 曽我美芽　ヘアメイク / 時田ユースケ（ECLAT））

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