――芸歴20年を超えた今もなお、ライブに精力的に取り組まれているのはどんな理由からでしょうか?
TAKIUE:根本にあるのは、シティボーイズさんへの憧れです。昔、大竹まことさんのラジオにレギュラーで出させていただいた時に、シティボーイズさんのライブを見させてもらう機会があったんです。そこで、おっさんたちがすごいふざけ合い、楽しそうにやっているのを見て、「かっこいいな、ああいうおっさんになりたいな」って、すごく感動したんですよ。だから、お客さんの前でネタをやれるなら、可能な限り、ずっとやっていきたいんですよね。
ちゅうえい:お笑いでも音楽でも舞台でも、“生”ってやっぱ、面白いじゃないですか。実際に自分らがライブに出る側になっても、すごく楽しいんです。その場で反応がもらえるし、お客さんと直接会話できてる気がする。それがクセになってやめられないみたいなところがあります。
――コンビとして活動して今年で22年目になります。長くコンビを続けられる秘訣は何ですか?
TAKIUE:いや~、もう、喧嘩ばっかりですけどね(笑)。長く続けようと意識したこともなく、気づいたらここまできたという感じです。まぁ、夫婦と一緒ですよね。本当に些細なことで大喧嘩することもありますし。逆に考えれば、喧嘩をちょくちょくしてるからこそ、お互い良い意味でガス抜きができてるのかもしれません。
ちゅうえい:正直、理由わかんないです。俺たぶん、死ぬ時の最後の一言、「何でこんなに続けられたんだろう?」だと思ってますもん(笑)。
TAKIUE:20年、30年夫婦でいる方も、きっと同じような感覚なんじゃないかな。もう、とっくにラブラブ期も終わってるし…みたいな。不思議な感覚ですね。
ちゅうえい:長くやる理由とか、考えたこともないです。逆に、何も考えないことが長くやってこられた秘訣かもしれないですね。
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