豆柴の大群が1stミニアルバム発売 クロちゃん作詞のリード曲は「何を言いたいんだろうって思いました(笑)」

2021/07/14 12:00 配信

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豆柴の大群がミニアルバム『WOW!!シーズン』をリリース 撮影=武田真由子

豆柴の大群がミニアルバム『WOW!!シーズン(ワンシーズン)』を7月14日にリリース。アドバイザーを務める安田大サーカス・クロちゃんが作詞を手がけるリード曲「まめサマー!?」など、全6曲を収めた作品になっている。かねてから独自の作詞センスを発揮してきたクロちゃんだが、今回のリード曲はメンバーたちにとってもかなり衝撃的だったよう。

また、豆柴の大群は現在、全国ツアーの真っただ中で、最終日のZepp Tokyoや追加公演の沖縄が控えている。そんな彼女たちに話を聞いた。

どんな歌詞も明るく聞こえるクロちゃんマジック


――前回のリリースがメジャー1stアルバム『まめジャー!』だったので、次はシングルかとばかり思っていましたが、ミニアルバムというまとまった形の作品が出せるのはうれしいですよね。

ミユキエンジェル:そうですね。ライブで歌える曲も一気に増えるので。

――そのリード曲がクロちゃん作詞の「まめサマー!?」ですが、率直な感想を言うと…何を言ってるんだろう、この人は?という感じです(笑)。

一同:(爆笑)。

ハナエモンスター:はい、それで大正解です。私たちもそう思ってます。

――今までも歌詞の中にところどころ突飛な言葉を盛り込んできたクロちゃんですが、今回はその突飛な言葉だけで書き上げたなと思いました。

ナオ・オブ・ナオ:私たちも今までのクロちゃんの歌詞とはまた違うなって思いました。今までは意味が分からない言葉は入ってるけど、全体的に言うと大まかにどういうストーリーかは分かったんですよ。少なくともこれは恋愛の曲なんだなとか、夏歌なんだなとか。

でも、今回に関しては,確かに何を言いたいんだろうって思いましたね(笑)。ミユキがこの曲の歌詞はどういうテーマなんですか?ってクロちゃんに聞いたら、ドジな女の子の歌だって言われたらしくて。

ミユキ:そんなん、この歌詞読んでも分からんって(笑)。

ナオ:強いて言えば「子犬に噛まれ号泣」とかはドジな女の子なのかなくらいで、それ以外は特にね。

――出だしの「生まれたてゆで卵、遊びあそばれ」はクロちゃん自身のことを歌ってるのかと思いましたけど、自分をドジな女の子になぞらえて歌っているとか?

一同:(爆笑)。

カエデフェニックス:ちょっと恐すぎます、それ(笑)。

ミユキ:歌詞の解釈は…不可能です(笑)。クロちゃんなりに全部意味はあるらしいんですけど、それはもう一字一句教えてもらわないと分からないですね。

カエデ:意味が分からないからこそ、何も考えずに楽しめるかなとは思います。馬鹿になって歌えるというか。

アイカ・ザ・スパイ:どんな歌詞を書いても明るく感じられるのはクロちゃんマジックですね。「絶好調に絶不調」とか言ってても、明るく感じさせるのはすごいですよ。深い内容を歌った歌詞よりも耳に残りやすいし、キッズにも受け入れられやすいと思います。

ナオ:変な歌詞ですけど、曲自体は夏っぽくて盛り上がれるいい曲ですね。クロちゃんの歌詞との化学反応が起こってるなって思います。最初に松隈ケンタさんのメロディーを仮歌でいただいて、その後でクロちゃんの歌詞が届いたんですけど、文字が当てはまらないんですよ(笑)。

――曲先なのに、歌詞がそれに合わせて書かれてない?

ナオ:そうなんですよ。そしたら、松隈さんがレコーディングのときに「クロちゃんの歌詞は最優先したいからこれは変えられない」って言って、メロディーの方を変えることになって、みんなもその場で対応して歌いました。

ミユキ:最初はバラード調で始まるから、エモい曲なのかな?と思いきや、THE夏!っていう盛り上がれる曲になってます。

ハナエ:歌詞の夏要素って「花火」くらいしかないけどね(笑)。でも、この曲は豆柴の大群にとっては、初のタオル曲なんですよ。ライブに来た皆さんも一緒にタオルを振り回してほしいですね。